中尊寺(金色堂)
中尊寺は、岩手県平泉町にある天台宗の寺院です。奥州藤原氏ゆかりの寺で、堂の内外に金箔を押し、須弥壇に三代のミイラを納めた「金色堂」で知られます。宝物殿の「讃衡蔵」には多くの文化財が残されており、一帯は世界遺産にも登録されています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
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御本尊 | 釈迦如来(旧本尊は阿弥陀如来) |
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所在地 | 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202 |
交通 | JR東北本線「平泉駅」から徒歩約25分、又は平泉町巡回バス「るんるん」経由で約10分。 東北自動車道「平泉前沢IC」から車で約15分。 |
拝観料 | (金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂)大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生 200円【身障者手帳提示で半額】 |
駐車場 | 月見坂向かいに「町営中尊寺第1駐車場」(収容台数155台。普通車400円【身障者無料】)、国道4号沿いに「町営中尊寺第2駐車場」(収容台数322台。普通車400円【身障者無料】)あり。舗装済み。身障者区画あり。さらに讃衡蔵下に砕石敷の「坂の上駐車場」(普通車500円)あり。 |
URL | 中尊寺 |
連絡先 | 中尊寺事務局 0191-46-2211 |
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歴史・由来
中尊寺は、岩手県平泉町にある天台宗の寺院で、もとの御本尊は阿弥陀如来でしたが、近年になって古例により丈六の釈迦如来を安置しています。
寺伝では嘉祥3年 (850)、慈覚大師円仁の開創とされていますが、平泉の衆徒が源頼朝に提出した『寺塔已下注文』から、実質的には奥州藤原氏の初代・藤原清衡が12世紀に建立した「多宝寺」にはじまるものとみられており、往時は寺塔40余宇を数える大伽藍であったことが知られます。
その後、建武4年(1337)の火災で伽藍はほぼ全焼してしまいますが、堂の内外に金箔を押し、須弥壇に藤原三代と泰衡の首級のミイラを納めた「金色堂」は火災を免れ、今もその輝きを留めています。【金色堂内部はカメラ撮影禁止】
このほか、宝物殿の「讃衡蔵」には旧本尊の阿弥陀如来坐像をはじめとする多くの文化財が残されており、一帯は世界遺産にも登録されています。
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車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
平泉文化遺産センター
「平泉文化遺産センター」は、ユネスコの世界遺産として登録された平泉の文化遺産をパネルや映像などで紹介するガイダンス施設。各種イベントが開催可能なふれあいホールを併設している。【身障者用駐車場・多機能トイレ(オストメイト対応)あり】
■参考リンク:平泉町>平泉文化遺産センター