吉備津神社
吉備津神社は、岡山県岡山市にある旧官幣中社で、御祭神は崇神天皇の御代に西国を平定した大吉備津彦命です。本殿(正宮)は応永32年(1425)足利義満が再建したもので、数百メートルにも及ぶ大回廊で有名であり、湯釜の鳴動で吉凶を占う「釜鳴神事」も特徴的です。
旅行先の地図
旅行先の概要
御祭神 | 大吉備津彦命 |
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所在地 | 岡山県岡山市北区吉備津931 |
交通 | JR吉備線「吉備津駅」から徒歩5分。 山陽自動車道「吉備スマートIC」(ETC限定)から約5分。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 参道入口に無料駐車場(普通車270台、バス3台収容)あり。 |
URL | 吉備津神社 |
連絡先 | 吉備津神社 086-287-4111 |
歴史・由来
吉備津神社は、岡山県岡山市、歌枕として知られる「吉備の中山」の西麓にある旧官幣中社で、御祭神は、崇神天皇の御代に四道将軍の一人として山陽道を制圧したと『日本書紀』が伝える大吉備津彦命ほか一族の神々です。『延喜式』神名帳には名神大社とあり、備中国一の宮として崇敬されてきました。
本殿(正宮)は応永32年(1425)足利義満の再建によるもので、「吉備津造」といわれる独特な屋根をもつ神社建築は国宝に指定されています。本殿を中心とした主要な社殿は、数百メートルの回廊で連絡されています。
また、境内の御釜殿は上田秋成の『雨月物語』にも取り上げられた釜鳴神事で有名です。この神事は、桃太郎の鬼のモチーフとされる温羅(うら)の精霊をなぐさめるためにはじまったとされ、湯釜の音で吉凶を占うものです。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
高松城址公園
松山往来沿いの要衝にあった国史跡「備中高松城」を公園として整備したもの。羽柴秀吉が軍師・黒田官兵衛の献策により築堤し城を水没させたという「備中高松城水攻め」の舞台として有名。本丸跡には敗れた毛利方の城主・清水宗治の首塚があるほか、秀吉の堰堤跡が僅かに残る。また、園内には資料館が開館している。
【身障者用トイレ・駐車場あり。資料館は階段につき車椅子不可】
■参考リンク:岡山観光Web>備中高松城址