備中国分寺

2013年6月23日寺院

備中国分寺は、岡山県総社市の寺院で、御本尊は薬師如来です。奈良時代に聖武天皇の詔により建立された国分寺が江戸時代に再興され現在に至ります。五重塔は国の重要文化財で、レンゲが一面に生い茂る中に佇む姿は吉備路のシンボルともいえます。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御本尊 薬師如来
所在地 岡山県総社市上林1046
交通 JR吉備線「東総社駅」から徒歩約5分。
岡山自動車道「岡山総社IC」又は山陽自動車道「倉敷IC」から車で約10分。
拝観料 無料
駐車場 備中国分寺周辺に吉備路風土記の丘県営南駐車場、北駐車場あり。ともに舗装済みで無料。
ほかに境内西側の観光案内所脇にも未舗装の駐車場あり。
URL 総社観光ナビ>備中国分寺跡
連絡先 備中国分寺 0866-92-0037

歴史・由来

備中国分寺は、岡山県総社市にある真言宗の寺院で、御本尊は薬師如来です。

奈良時代に聖武天皇の詔により建立された国分寺が衰退し廃寺となっていたところ、江戸時代中期に再興が図られました。

奈良時代の国分寺は現在よりも大規模だったようで、現在の国分寺の敷地外から南門、中門の跡が発掘されています。

江戸時代後期に完成した五重塔は国の重要文化財で、レンゲが一面に生い茂る中に佇む姿は吉備路のシンボルともいえます。

また、付近には全国第9位の規模を誇る前方後円墳で、古代吉備王国の豪族の墓とされる作山古墳が存在するなど、歴史の蓄積を感じさせる場所でもあります。

車椅子で旅行するポイント


【1】備中国分寺北側には舗装済みの県営南駐車場があり、身障者トイレを併設する。南側にも同様に北駐車場があり、ともに無料で駐車可。

【1-1】身障者トイレ内部

2】南北の駐車場からは備中国分寺に向けて舗装済みの遊歩道が延びており、ともに250メートル程度の距離となる。坂道あり注意。

【3】備中国分寺の正面の山門には階段があるが、外周を走る遊歩道から西側に迂回ができる。

【4】迂回した先の五重塔付近には観光案内所の駐車場があり、境内にも段差なく進入できる。

【5】備中国分寺の境内は砂地で平坦となっており、客殿および勅使門、本堂、大師堂、経蔵、山門、鐘楼と順に回ることができる。


【6】北駐車場の200メートル西の進入口からも備中国分寺の五重塔下まで車で行ける。


【7】進入路から五重塔下まで車で行くと身障者用トイレがある。

【7-1】身障者用トイレ内部





境内配置図 [凡例]
本堂 客殿 庫裡 裏書院 大師堂 経蔵 山門 鐘楼 五重塔 国分寺観光案内所くろひめ亭 南駐車場 北駐車場 吉備路レンタルサイクル 吉備路もてなしの館 備中国分尼寺跡 守安鉄工 ひかり保育園 地神社 岡山県道270号清音真金線 こうもり塚古墳 作山古墳 国道429号 国分寺西交差点 JA山手直売所「ふれあいの里」

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

備中国分寺の南北には舗装された無料の県営駐車場があり、身障者トイレもそれぞれに併設されている。ここから境内までは250メートル程度の距離があり、途中に坂もみられるが遊歩道自体は舗装されていて路面は平坦である。
境内に直接自動車で行きたい場合には、【6】ひかり保育園と守安鉄工の間の道路に進入してそのまま直進すれば、五重塔下の境内の身障者トイレの前まで出ることができる。ただし、進入路は車1台分の幅員しかない上、看板などはなくわかりにくいので留意のこと。
境内に入るには正面山門の石段を避け、段差がない五重塔側の西門方向から入るのがよい。境内は砂地で平坦なため、客殿や本堂などのさまざまな建物を一巡することができる。

周辺の名所・観光スポット

倉敷美観地区

JR倉敷駅南側に広がる、天領であった江戸時代から昭和初期にかけてのレトロな町並みが残る地域。倉敷川沿いには重要文化財の旧大原家住宅をはじめ、なまこ壁の屋敷や蔵などが立ち並んでおり、一部はちょっとした展示・休憩施設や飲食・物販店舗として活用されている。
【地区内に身障者用トイレあり。観光案内所・休憩所等で車椅子貸出あり】

■参考リンク:倉敷観光WEB

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このページの執筆者
@tabisora110