飛騨国分寺
飛騨国分寺は、岐阜県高山市の寺院で、現本尊は薬師如来。聖武天皇の国分寺建立の詔に従い天平18年(746)に行基を開基として創建されたといいます。その後焼失と再建を繰り返し、現在の本堂は室町時代のもので国の重要文化財です。境内には飛騨地方唯一の三重塔もあり、市街地にあって存在感を放っています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御本尊 | 薬師如来 |
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所在地 | 岐阜県高山市総和町1-83 |
交通 |
JR高山本線「高山駅」から徒歩約5分。 中部縦貫自動車道「高山IC」から車で約10分。 |
拝観料 | 無料。 ただし、宝物拝観【車椅子不可】の場合は大人300円、小・中学生250円。 |
駐車場 | 境内に未舗装の駐車スペースあり。 |
URL | 飛騨国分寺 |
連絡先 | 飛騨国分寺 0577-32-1395 |
歴史・由来
飛騨国分寺は、岐阜県高山市にある真言宗の寺院で、現在の御本尊は薬師如来。
聖武天皇が煥発した国分寺建立の詔に従い、天平18年(746)に行基を開基として創建されたといいます。
その後焼失と再建を繰り返し、現在の本堂は室町時代のもので国の重要文化財です。境内には文政4年(1821)建立という飛騨地方唯一の三重塔もあり、市街地にあって存在感を放っています。
また、樹齢千年以上という大銀杏は「乳イチョウ」とも呼ばれ、根元に子育地蔵尊が祀られています。
国分寺通りの商店街に面した山門の脇には「願掛けなでさるぼぼ」の石像とともに、満願成就したさるぼぼ人形(飛騨地方の縁起物)を掛けるための棚も設けられています。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
高山陣屋
岐阜県高山市内にあり、元は高山城主となった金森氏の下屋敷のひとつであったものが、金森氏が羽州上ノ山(山形県上山市)に転封され、天領として江戸幕府の直轄地となって以降、派遣された代官(飛騨郡代)らが執務する役所として利用された。全国でも陣屋が残っているのは高山だけであり、国史跡として指定されている。建物内部は江戸時代同様に復元の上で一般公開され、当時の帳簿など各種歴史的な史料やパネル、模型が展示されている。高山陣屋の表門前では朝市が開かれており、櫻山八幡宮前の「宮川朝市」とともに、「陣屋朝市」として知られる。
【高山陣屋の敷地内外に身障者用トイレあり。なお、敷地自体に段差はないが、陣屋の建物内まで見学する場合は玄関の段差を登った上で、室内用の車椅子に乗り換える必要があり、介助者必須なので注意。】
■参考リンク:国史跡高山陣屋(公式ホームページ)