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本土寺

本土寺

寺院

本土寺は、千葉県松戸市にある日蓮宗の寺院です。建治3年(1277)、源氏の名門である平賀忠晴の屋敷跡に、日蓮の弟子にあたる日朗を招いて建立されたといわれ、「平賀本土寺」と通称されます。日蓮宗の由緒寺院の一つです。境内には1万株の紫陽花が植えられており、「あじさい寺」として知られてます。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御本尊 三宝尊
所在地 千葉県松戸市平賀63
交通 常盤自動車道「流山IC」から車で約15分
JR常磐線「北小金駅」から徒歩約10分
拝観料 紫陽花・菖蒲の開花期は参拝料として中学生以上500円【障害者手帳提示で割引料金300円】
それ以外の期間は境内無料開放
駐車場 境内に舗装された駐車場あり
URL
連絡先 本土寺 047-346-2121

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歴史・由来

本土寺は、千葉県松戸市にある日蓮宗の寺院で、山号は「長谷山」といいます。

建治3年(1277)、源氏の名門である平賀忠晴の屋敷跡に、日蓮の弟子にあたる日朗を招いて建立されたといわれ、「平賀本土寺」と通称されます。
日朗上人にゆかりが深く、鎌倉比企谷の「長興山妙本寺」、武蔵池上の「長英山本門寺」とともに「郎門の三長三本」の一つとされる名刹で、日蓮宗の由緒寺院にもなっています。

本堂の脇には徳川家康側室の秋山夫人の墓があり、松戸市の指定文化財です。
秋山夫人は甲斐武田家の家臣であった秋山虎康の娘・お都摩のことで、後に武田家を継ぎ小金3万石の領主となる松平信吉を産みますが、天正19年(1591)年に若くして亡くなり、この地に葬られました。
信吉の甥にあたる水戸藩主・徳川光圀が鷹狩りのため松戸を訪れた際にお都摩の墓を発見し、改めて立派な墓石を建てて供養したものが現在のそれにあたります。

また、境内には1万株の紫陽花や5千株の花菖蒲が植えられ、開花シーズンには多くの観光客が訪れており、「あじさい寺」として知られてます。

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車椅子で旅行するポイント

hondoji_temple_1.jpg 【1】本土寺の仁王門。門を過ぎると参道は階段となるので、左手のアスファルト舗装された車道から境内に入る。
hondoji_temple_2.jpg 【2】車道の坂道の途中には砕石敷の駐車場があり、そのまま坂を下ると受付に至る。受付ゲート周辺は舗装され広めのスペースがある。
hondoji_temple_3.jpg 【3】像師堂方面に至る参道は石畳で舗装されているが、やや下り坂となっている。
hondoji_temple_4.jpg 【4】像師堂方面への参道の途中にトイレ棟があり、身障者用トイレも併設されている。
hondoji_temple_5.jpg 【5】身障者用トイレ内部
hondoji_temple_6.jpg 【6】本土寺の正面参道を進むと突き当たりは本堂だが、手前に石段がある。
hondoji_temple_7.jpg 【7】石段の左右にスロープがあり、ここから石段を回避して本堂前まで移動できる。


本土寺境内図

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境内配置図 [凡例]
開山堂 宝物殿 秋山夫人の墓 寺務所 像師堂 しょうぶ園 妙朗堂 客殿 受付 瑞鳳閣 弁天堂 五重塔 墓地 鐘楼 本堂 仁王門 仏持院(塔頭寺院) 国道6号

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

本土寺の受付のある位置は入口の仁王門よりも4メートル近く標高が低くなっているが、自動車で受付の周辺まで直接乗り付けることは可能である。境内の参道は石畳などで舗装されており、車椅子用のトイレもある。本堂も手前に石段があるものの、両脇のスロープから迂回はできるようになっている。ただし、やはり境内には高低差がある場所も少なくはないので、移動可能な場所はある程度限定される。

周辺の名所・観光スポット

柴又帝釈天

柴又帝釈天は、東京都葛飾区にある日蓮宗の寺院で、映画『フーテンの寅さん』の舞台としてお馴染みです。帝釈天参道にはだんご屋や料亭など昔ながらのお店が並び、縁日とされる庚申の日には多くの参詣があります。
【身障者用トイレあり】

■参考リンク:柴又帝釈天

このページの執筆者
@tabisora110