妻沼聖天山(歓喜院)

2013年8月22日寺院

妻沼聖天山(歓喜院)は、埼玉県熊谷市の真言宗の寺院で、東京都の待乳山聖天、奈良県の生駒聖天とともに「日本三大聖天」のひとつ。治承3年(1179)に斎藤別当実盛が大聖歓喜天(聖天)を祀ったのが始まりといい、本殿は「埼玉日光」ともいわれる彩色彫刻で国宝に指定されました。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御本尊 御正躰錫杖頭(みしょうたいしゃくじょうとう)
所在地 埼玉県熊谷市妻沼1511
交通 東北自動車道「館林IC」から国道354号、国道407号経由、車で約40分。
JR高崎線「熊谷駅」からあさひバス又はゆうゆうバス(コミュニティバス)で約25分、「妻沼聖天前」又は「聖天山南入口」停留所下車。
拝観料 無料。
ただし、「透塀(玉垣)拝観」(本殿彫刻の拝観)は700円(小学生以下は無料)。
駐車場 寺院周囲に舗装又は砕石敷の無料駐車場(収容台数105台)あり。
URL
連絡先 聖天山歓喜院 048-588-1644

歴史・由来

妻沼聖天山(歓喜院)は、埼玉県熊谷市の真言宗の寺院で、東京都の待乳山聖天、奈良県の生駒聖天とともに「日本三大聖天」のひとつ。

寺伝によれば、治承3年(1179)、武蔵国長井庄(現・熊谷市)を根拠地としていた武将・斎藤別当実盛が、守り本尊である大聖歓喜天(聖天)を祀ったのが始まりといい、縁結びの神様として信仰を集めています。

本殿は「埼玉日光」ともいわれる江戸中期の彩色豊かな彫刻で飾られており、大規模な保存修復工事を経て、平成24年(2012)には国宝に指定されています。

車椅子で旅行するポイント

【1】本坊は山門に敷居あり車椅子不可(持ち上げる必要)。参道は石畳、他は芝生敷で、本堂正面に階段あり。
【2】本殿入口周辺に無料の舗装駐車場あり。駐車場のトイレは一般用。
【3】中門には段差があるものの脇に平坦な舗装道あり。
【4】仁王門の右脇に「本殿までの平らな参道です」と看板あり迂回可能。
【5】仁王門のさらに右側の境内に身障者用トイレあり。
【6】仁王門は階段だが簡易なスロープも設置されている。
【7】境内は玉砂利敷で参道部分は石畳。本殿右側の簡易なスロープから賽銭箱の位置まで移動可。
【8】受付授与所には簡易なスロープあり。貸出用車椅子も備付け。
【9】有料の本殿拝観は、入口に簡易なスロープがあり、車椅子でも移動が可能。
【10】有料区画の本殿周囲は平坦な木道になっており、車椅子でも間近に見られる。




周辺の名所・観光スポット

宮塚古墳

熊谷市広瀬字山王の畑の中にある古墳で国の史跡。発掘調査により確定したものは石のカラト古墳など全国で5例しかない上円下方墳とよばれる墳丘形式ではないかと見られている。方形部は一辺約24メートル、上円部は径約10メートルで、葺石が敷かれている。【見学路は整備されておらず外周の農道から眺望のみ】

■参考リンク:熊谷市> 宮塚古墳(国指定史跡)

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@tabisora110