元善光寺

元善光寺

2013年8月21日寺院

元善光寺は、長野県飯田市の寺院で、推古天皇10年(602)に本多(本田)善光が創建したと伝えられます。飯田、長野、甲府の3つの「善光寺」のうち、本尊の善光寺如来が最初に安置された場所で、この寺にもお詣りしなければ「片詣り」になるといわれています。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御本尊 一光三尊阿弥陀如来
所在地 長野県飯田市座光寺2638
交通 JR飯田線「元善光寺駅」から徒歩約5分。
中央自動車道「飯田IC」から車で約15分。
拝観料 堂内参拝、戒壇巡りを含め無料。
ただし、「宝物殿」は大人200円、小人100円。
駐車場 寺院周囲に舗装又は砕石敷の無料駐車場(収容台数112台)あり。
URL
連絡先 元善光寺事務局 0265-23-2525

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歴史・由来

元善光寺は、長野県飯田市の寺院で、御本尊は善光寺如来。

縁起によれば、推古天皇10年(602)、蘇我氏と物部氏の崇仏廃仏論争の対象となり難波の堀江(大阪)に捨てられた本尊を本田(本多)善光が故郷の「麻績の里」(おみのさと)に持ち帰ったのがはじまりとされます。

その際、本尊を臼の上に安置したところ、臼が光を放ったことから、かつてはここを「坐光寺」と呼んだということです。

のち皇極天皇元年(642)、勅命により「芋井の里」(現・長野市)に本尊が移されたことから、もとの本尊を写した代わりの本尊が彫られ、安置されることとなりました。

飯田、長野甲府の3つの「善光寺」のうち、本尊の善光寺如来が最初に安置された場所であることから「元善光寺」と呼ばれるようになり、善光寺詣りをするときにはこの寺にもお詣りしなければ「片詣り」になるといわれています。

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車椅子で旅行するポイント

元善光寺_1.jpg 【1】元善光寺の正面参道は石段が続き、周囲は舗装された無料駐車場となっている。脇に本堂に至る自動車用の坂道があるのでここから進む。
元善光寺_2.jpg 【2】坂道を登りきると裏門脇の車祈祷所に突き当たり、石段を回避して本堂前まで行ける。
元善光寺_3.jpg 【3】元善光寺の本堂付近。正面参道は石畳、周囲は玉砂利が敷かれ平坦。一般参拝者も堂内入場や戒壇巡りができるが、階段があるので車椅子では難しい。
元善光寺_4.jpg 【4】元善光寺西側の大型車駐車場のトイレ棟は多目的トイレを併設する。本堂への坂道の途中にあるトイレ棟も同様。
元善光寺_5.jpg 【4-1】多目的トイレ内部(手すり、緊急通報装置、ヒーター等)


元善光寺境内図

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境内配置図 [凡例]
本堂 客殿 宝物殿 平和殿 平和の鐘 納経所 車祈祷所 山門 裏門 矢場 的場 菊人形館 商工会館 遊園地 国道153号 JR飯田線元善光寺駅

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

元善光寺は高台に位置するが、正面の舗装駐車場から続く車両用の坂道を登ればそのまま裏門の車祈祷所付近まで乗り入れることができるようになっている。本堂がある区画は平坦だが、本堂前に木製階段があるので堂の下での参拝となる。多目的トイレは大型車駐車場と遊園地内の2か所にある。

周辺の名所・観光スポット

高遠城址公園

高遠藩3万3千石内藤氏の居城であった高遠城址を公園として整備したもので、園内には1500本以上の桜の木があり、古くから「天下第一の桜」といわれる。植栽されているのは全国でもこの地方唯一といわれるタカトオコヒガンザクラという品種で、開花時期には25万人以上の観光客が訪れる。【身障者トイレあり】
■参考リンク:信州伊那 高遠さくら祭り

このページの執筆者
@tabisora110