土佐国分寺

2013年7月9日寺院

土佐国分寺は、高知県南国市の寺院で、現本尊は千手観音。聖武天皇の国分寺建立の詔により天平13年(741)に行基が開創し、のちに弘法大師空海が毘沙門天を刻み奥の院に安置したと伝えています。金堂は戦国大名の長宗我部元親が再建したもので、国の重要文化財です。四国八十八箇所霊場29番札所でもあります。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御本尊 千手観音
所在地 高知県南国市国分546
交通 JR・土佐くろしお鉄道「御免駅」から土佐電鉄バスで約10分、「国分寺通り」下車、徒歩約5分。
高知自動車道「南国IC」から車で約5分。
拝観料 無料
駐車場 寺院外周に第1(バス専用、舗装済)、第2(普通車、舗装済)、第3(普通車、砕石敷)駐車場あり。収容台数は普通車45台、大型車7台。いずれも無料。
URL
連絡先 土佐国分寺 088-862-0055

歴史・由来

土佐国分寺は、高知県南国市の寺院で、現在の御本尊は千手観世音菩薩。

聖武天皇の国分寺建立の詔により天平13年(741)に行基が開創し、のち弘仁6年(815)に弘法大師空海が訪れ、毘沙門天を刻み奥の院に安置したと伝えています。

金堂(本堂)は、永禄元年(1558年)に戦国大名の長宗我部元親が再建した柿葺きの風格ある建築物で、国の重要文化財に指定されています。

この寺院は四国八十八箇所霊場29番札所でもあり、白い浄衣をつけたお遍路さんの姿をよく目にするところです。

車椅子で旅行するポイント

【1】入口にバス専用第1駐車場、右折すると第2駐車場。直進し第3駐車場へ。
【2】土佐国分寺の仁王門。正面は石の階段となっている。
【3】仁王門の左手に砕石敷の第3駐車場。ここが境内に一番近い。
【4】第3駐車場の奥から境内へ。石畳と砕石敷との間の段差注意。なお入口には身障者トイレあり。
【5】境内参道は平坦な石畳。金堂は修繕工事中のため中は見えない。
【6】金堂わきに大師堂。正面は階段で賽銭箱は階段の上。




写真【5】に関して、土佐国分寺金堂の屋根葺替工事はすでに完成(平成27年に落慶法要)しています。

周辺の名所・観光スポット

高知県立歴史民俗資料館・岡豊城跡

岡豊城跡は南国市にある中世の山城跡で、戦国時代に四国を統一した長宗我部氏の居城のあった場所。国史跡。建物はないが石垣や土塁、空堀などが残されており、公園として整備されている。歴史民俗資料館は公園の一角に建ち、長宗我部氏や岡豊城跡に関する資料をはじめ、高知県の歴史と文化に関する資料を展示している。
【身障者用トイレ・駐車場・スロープ・エレベーター・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人及び介助者1名まて無料。】

■参考リンク:高知県立歴史民俗資料館

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@tabisora110