善楽寺

2021年12月22日寺院

善楽寺は、高知県高知市にある真言宗の寺院で、四国八十八か所霊場の第30番札所にあたります。大同5年(810)、弘法大師空海が現在の土佐神社の別当寺として創建したといわれており、土佐神社のすぐ脇にあります。

旅行先について

地図


(この地図の緯度:33.591917, 経度:133.577556

旅行先の概要

御本尊 阿弥陀如来
所在地 高知県高知市一宮しなね二丁目23-11
交通 JR土讃線「土佐一宮駅」から徒歩約15分
JR土讃線「高知駅」バスターミナルからとさでん交通バス(領石出張所行)経由で約14分、「一宮神社前」停留所下車、徒歩約3分
高知自動車道「高知IC」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 境内に舗装された無料駐車場あり
URL
連絡先 善楽寺 088-846-4141

歴史・由来

善楽寺は、高知県高知市にある真言宗の寺院で、四国八十八か所霊場の第30番札所にあたります。

大同5年(810)、弘法大師空海が現在の土佐神社にあたる高鴨大明神の別当寺として、神宮寺とともに創建したといわれており、土佐神社のすぐ脇にあります。

以後は戦国大名の長宗我部氏や土佐藩主の山内氏の庇護のもとに栄えますが、明治時代の廃仏毀釈によって神宮寺・善楽寺ともに廃寺となり、昭和5年(1930)になってようやく再興されています。

本堂の南側には文化13年(1816)に建立された「梅見地蔵」があり、首から上の病に御利益があるといわれています。

車椅子で旅行するポイント

【1】土佐神社の駐車場を抜けると善楽寺の門柱が見え、自動車はそのままアスファルト舗装された境内駐車場に入れる。
【2】善楽寺境内はほぼ舗装され平坦だが、大師堂や本堂に向かう参道には4段の石段がある。
【3】本堂正面の地蔵堂前は段差が解消されており、ここから大師堂や本堂がある壇上に入れる。ただし、砕石が敷かれているため移動注意。
【4】駐車場にはトイレ棟があり、最も奥が車いす用となっている。





境内配置図 [凡例]
本堂 大師堂 地蔵堂 子安地蔵堂 梅見地蔵 十一面観世音菩薩像 納経所 取水場 墓地 バス駐車場 土佐神社 楼門

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

善楽寺は平坦地にあり、境内の多くの部分がアスファルト舗装されてはいるものの、大師堂や本堂は壇上の高い位置にあるため、参道には4段ほどの石段がある。地蔵堂の前に迂回すればこの石段は回避できる。ただし、壇上には砕石が比較的厚めに敷かれているようなので、移動が無理そうな場所には踏み込まないこと。さらに大師堂・本堂の賽銭箱前にはいずれも2段ほどの階段がある。境内トイレ棟の奥には狭いスペースながら車いす用トイレが併設されている。

周辺の名所・観光スポット

桂浜

高知市にある太平洋に面した海岸で、上竜頭岬、下竜頭岬の間に弓なりに砂浜が形成されており、ウミガメの産卵地でもある。土佐民謡「よさこい節」にも詠われる高知のシンボルで、高さ13.5メートルの坂本龍馬像が建立されているほか、一帯には桂浜水族館や高知県立坂本龍馬記念館などが立地している。
【身障者用トイレ・スロープあり。浜辺にも舗装された散策路あり車椅子で移動可。】

■参考リンク:高知市>桂浜公園

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このページの執筆者
@tabisora110