吉備津彦神社
吉備津彦神社は、岡山県岡山市にある旧国幣小社です。古代、吉備国が分国されたときに備前国に分祀されたものとみられ、中世・近世と備前国一の宮として武家の崇敬を受けました。この社は「朝日の宮」とも呼ばれ、夏至の太陽が鳥居と本殿、神体山(吉備中山)を一直線に結ぶ配置になっています。
旅行先の地図
旅行先の概要
御祭神 | 大吉備津彦命 |
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所在地 | 岡山県岡山市北区一宮1043 |
交通 | JR吉備線「備前一宮駅」から徒歩3分。 山陽自動車道「吉備スマートIC」(ETC限定)から約5分。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 境内に無料駐車場(身障者区画あり。約100台収容)あり。 |
URL | 吉備津彦神社 |
連絡先 | 吉備津彦神社 086-284-0031 |
歴史・由来
吉備津彦神社は、岡山県岡山市にある旧国幣小社で、大吉備津彦命ほかを祭神として祀ります。
古代、吉備国が分国されたときに備前国に分祀されたものといわれており、後背地の神体山にあたる吉備の中山には巨大な磐座が残るほか、正面の池のなかにある島のひとつには環状列石(ストーンサークル)もみられます。
中世には備前国一の宮として武家の崇敬を受け、羽柴秀吉も備中高松城水攻めにあたり戦勝祈願をしています
江戸時代には池田綱政はじめ代々の岡山藩主の保護を受け、元禄9年(1696)に社殿が造営されました。
この社は「朝日の宮」とも呼ばれ、夏至の日の太陽の光が鳥居と本殿、吉備中山を一直線に結ぶ不思議な配置になっているといいます。
8月2日、3日の御田植祭は国の無形民俗文化財に指定されており、旗先につけられた扇を奪い合うという独特の祭りです。
車椅子で旅行するポイント
本殿 拝殿 子安神社 天満宮 参集所 社務所 車祓い所 亀島神社 鶴島神社 鳥居 岡山県道61号妹尾御津線 国道180号 |
移動のしやすさ
★★★★☆
バリアフリーの状況
吉備津彦神社は正面の池のなかを進む歩行者用の参道とは別に、これを迂回するように車両参道があり、その旨の看板も鳥居の前に表示されている。駐車場の奥、車祓い所の脇には身障者用区画として砕石が敷かれた駐車スペースが設けられている。ここから正面の石段ではなく、天満宮・子安神社方面に向かう坂道を登ると社殿がある境内に出られる。身障者用トイレも駐車場の入口付近にある。
周辺の名所・観光スポット
後楽園
水戸の偕楽園、金沢の兼六園とともに「日本三名園」の一つとされる大名庭園で、国の特別名勝。江戸前期に岡山2代藩主・池田綱政が造営し、後代の改築を経て沢の池から岡山城天守を望む回遊式庭園として完成。
【園内は身障者トイレ・車椅子貸出あり。身障者手帳提示で本人及び1種のみ介助者1名まで無料】
■参考リンク:岡山後楽園