天岩戸神社西本宮

天岩戸神社西本宮

2013年12月30日神社

天岩戸神社は、宮崎県高千穂町にある古社で、『日本書紀』にある天照大御神の天岩戸伝説を伝えています。東本宮と西本宮があり、天岩戸(洞窟)を御神体として祭っています。現在は西本宮のほうに常駐の社務所があります。近くには天照大御神の岩戸隠れの際に神々が相談した場所とされる天の安河原があります。

広告

旅行先の地図

広告

旅行先の概要

広告

御祭神 大日孁尊
所在地 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
交通 九州中央自動車道「日之影深角IC」から車で7分
高千穂バスセンターから宮崎交通バス経由で約15分、「天岩戸神社前」下車
拝観料 無料
駐車場 神社入口に舗装された駐車場あり(無料)
URL
連絡先 天岩戸神社 0982-74-8239

広告

歴史・由来

天岩戸神社は、宮崎県高千穂町に鎮座する神社です。岩戸川を挟んで東本宮、西本宮があり、もとは別の神社ですが戦後に合併しています。西本宮の御祭神は天照皇大神の別名である大日孁尊(おおひるめのみこと)です。

西本宮拝殿の背後、東本宮が鎮座する丘陵地の断崖には、「岩戸隠れ」のときに天照皇大神がこもった所と伝えられる岩屋があり、西本宮の御神体となっています。このため、西本宮は本殿がない独特の造りになっています。

縁結び・安産・商売繁盛をつかさどる神として信仰を集め、5月2~3日には春季大祭である「西本宮祭」が行われるほか、11月3日には国の重要無形民俗文化財指定の「岩戸神楽三十三番公開祭」が行われ、多くの拝観者があります。

また、西本宮から岩戸川を500メートルほど遡ると「天の安河原」があります。岩戸隠れの際に八百万の神々が集まって相談した場所と伝えられ、近年はパワースポットとして知られています。

車椅子で旅行するポイント

西本宮

天岩戸神社西本宮【1】公道沿いの天岩戸神社西本宮入口に舗装駐車場と身障者トイレあり。
天岩戸神社西本宮【2】境内は平坦で玉砂利敷となっている。
天岩戸神社西本宮【3】社殿入口に門があり、若干の段差があるが、これ以降の参道は平坦な石畳。
天岩戸神社西本宮【4】門には段差解消のステップが設置されている。
天岩戸神社西本宮【5】天岩戸神社西本宮の拝殿。正面に4段の階段がある。賽銭箱は階段の上。なお、神職が案内する拝殿裏の天岩戸遥拝所も車椅子可。
天岩戸神社西本宮【6】西本宮の裏から公道を200メートルほど北に行くと「天安河原入口」と看板のある坂に出るが、途中で階段となるため車椅子不可。


天岩戸神社西本宮境内図

周辺の名所・観光スポット

高千穂峡

阿蘇山の火山活動によってできたとされる柱状の懸崖が見事な渓谷。国の名勝・天然記念物。日本の滝100選に選ばれた真名井の滝もある。【身障者トイレあり。遊歩道の一部は舗装済で車椅子可だが坂道注意。】

■参考リンク:高千穂町観光協会

このページの執筆者
@tabisora110