備後一宮吉備津神社

備後一宮吉備津神社 神社
この記事は約4分で読めます。
広告

備後一宮吉備津神社は、広島県福山市にある神社で、備後国一宮であることから「一宮(いっきゅう)さん」として親しまれています。大同元年(806)、備中国の吉備津神社からの勧請により創建されたと伝えられ、福山藩主・水野勝成が再建した本殿は国重要文化財に指定されています。

広告

旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 大吉備津彦命
所在地 広島県福山市新市町宮内400
交通 尾道自動車道「尾道北IC」から車で20分
JR福塩線「新市駅」から徒歩30分
拝観料 無料
駐車場 境内社務所脇及び県道398号線沿いの厳島神社前並びに一ノ宮バス停前に舗装済みの無料駐車場あり
境内随神門下に未舗装の駐車場あり
URL
連絡先 備後一宮吉備津神社 0847-51-3395

広告

歴史・由来

「備後一宮吉備津神社」は、広島県福山市にある神社です。主祭神として大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)、相殿神として大日本根子彦太瓊命(おおやまとねこひこふとにのみこと=孝霊天皇)・細比売命(くわしひめのみこと)・稚武吉備津彦命(わかたけきびつひこのみこと)をお祀りしています。「素盞嗚神社」とともに備後国一宮であることから、地元では「一宮(いっきゅう)さん」として親しまれています。

古代、吉備国が備前・備中・備後の3つの国に分割された後、大同元年(806)に備中国の吉備津神社からの勧請により創建されたと伝えられます。

鎌倉時代につくられた『一遍聖絵』には、時宗の開祖である一遍上人が弘安10年(1287)にこの社を参詣し、現在は廃絶している舞楽「秦皇破陣楽」を見ているようすが描かれています。

現在の社殿は、慶安元年(1648)に福山藩主・水野勝成が造営したもので、檜皮葺の本殿は国重要文化財に指定される貴重なものです。

広告

車椅子で旅行するポイント

備後一宮吉備津神社_1.jpg 【1】下随神門は段差がなく自動車のまま境内に入れる。
備後一宮吉備津神社_2.jpg 【2】下随神門を抜けると両サイドは未舗装の駐車場、さらに右手前にトイレ棟があり、多機能トイレと身障者用駐車場を併設する。
備後一宮吉備津神社_2-1.jpg 【2-1】多機能トイレ内部
備後一宮吉備津神社_3.jpg 【3】上随神門に至る表参道は石段が続いているので迂回が必要となる。
備後一宮吉備津神社_4.jpg 【4】石段左手の大山祇神社前に境内車道の坂道があるので自動車のまま進む。
備後一宮吉備津神社_5.jpg 【5】境内車道は石段を迂回し上随神門前に至るが、さらに奥の宝物館方向まで進む。
備後一宮吉備津神社_6.jpg 【6】社務所脇には別の駐車場があり、舗装されている。
備後一宮吉備津神社_7.jpg 【7】駐車場から延びる坂道を上ると祖神社脇の境内最上段に行くことができる。
備後一宮吉備津神社_8.jpg 【8】備後一宮吉備津神社の本殿付近。境内はほぼ砂地で平坦になっている。
備後一宮吉備津神社_9.jpg 【9】本殿から先、多理比理神社はスロープがあるので参拝可、その先の十二神社は途中階段あり。



備後一宮吉備津神社境内図

境内配置図 [凡例]
下随神門 櫻山神社 大公孫樹 手水舎 秋葉・四所神社 大山祇神社 神池 上随神門 北楽所 南楽所 社務所 宝物館 トイレ 神楽殿 祖霊社・彰徳宮・白髪神社 天満宮 厩戸皇子神社 武内神社 疱瘡神社 十麻里二柱神社 拝殿 本殿 乳房神社 真名井神社 山雷神社 多理比理神社 十二神社

移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

備後一宮吉備津神社は本殿が高台にあり、正面の表参道は石段が続いている。しかし、境内には石段を迂回できる車道が高台上まで続き、社務所脇には舗装された駐車場がある。オストメイト可の多機能トイレも、下随神門の先のトイレ棟に設置されており、トイレ棟前は身障者用駐車区画とされている。

周辺の名所・観光スポット

素盞嗚神社

素盞嗚神社」は、同じ福山市内にある素盞嗚尊を祀る神社で、吉備津神社とともに「備後国一宮」となっています。「蘇民将来伝説発祥の地」ともいわれており、神仏習合の時代に牛頭天王を祀り「天王社」とも呼ばれていました。
【境内は平坦・拝殿前に簡易スロープあり】
■参考リンク:https://www.hiroshima-jinjacho.jp/

タイトルとURLをコピーしました