鳥海山大物忌神社
鳥海山大物忌神社は、山形県遊佐町にある神社で、平安時代の『延喜式』に載る式内社。出羽国一の宮。鳥海山頂に本社、山麓の吹浦と蕨岡に口之宮(里宮)があり、鳥海山を神体山とする山岳信仰の拠点です。古代にはその噴火により朝廷からも畏怖され、神威の大きいことで知られていました。
旅行先について
地図
旅行先の概要
広告
御祭神 | 大物忌大神、月山神 |
---|---|
所在地 | 山形県飽海郡遊佐町吹浦字布倉1(吹浦口之宮) |
交通 | JR羽越本線「吹浦駅」から徒歩5分 日本海東北自動車道「遊佐鳥海IC」から車で約5分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 表参道入口に砕石敷の駐車場、国道7号沿いに舗装された駐車場あり。いずれも無料。 |
URL | http://www9.plala.or.jp/thoukai/ |
連絡先 | 鳥海山大物忌神社(吹浦口之宮) 0234-77-2301 |
広告
歴史・由来
鳥海山大物忌神社は、山形県遊佐町にある神社で、平安時代の『延喜式』に「名神大社」として載る式内社。出羽国一の宮。
鳥海山頂に本社、山麓の吹浦と蕨岡に口之宮(里宮)があり、鳥海山を神体山とする山岳信仰の拠点です。
欽明天皇25年(564)鳥海山上に鎮座したとされ、古代にはその噴火により朝廷からも畏怖され、神威の大きいことで知られていました。平安時代の『日本三代実録』には、山水の穢れが神の怒りに触れて噴火が起こり、もし陳謝なければ戦乱になるという記述があります。
中世以来、神仏混合して「鳥海山大権現」として社僧が奉仕するところとなり、明治時代に神仏分離して大物忌神社となりました。
端正な山容から「出羽富士」とも呼ばれる鳥海山の山頂に本社があることから、神社では登山道にある「参籠所」を山小屋として開放し、登山者の宿泊申込みも受け付けています。
広告
車椅子で旅行するポイント
吹浦口之宮
周辺の名所・観光スポット
十六羅漢岩
海禅寺21世寛海和尚が海難供養のために発願し、明治元年(1868)に完工した磨崖仏群。日本海に面する吹浦の岩礁に十六羅漢や釈迦牟尼仏などが刻まれている。夏季夜間はライトアップが行われる。
【展望台入口の物販・飲食施設「サンセット十六羅漢」は車椅子可。身障者トイレ・身障者駐車場あり。展望台へは階段あり車椅子不可につき最寄りの国道345号から遠望。】
■参考リンク:遊佐町>十六羅漢岩