花園稲荷神社
花園稲荷神社は、東京都の上野恩賜公園内にある神社で、御祭神は倉稲魂命です。創建不詳ながらもとは石窟上に建てられ「穴稲荷」と呼ばれていたもので、江戸時代に晃海僧正が再興しています。縁結び、商売繁盛に御利益があるといわれ、この社の隣には五條天神社も鎮座しています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 倉稲魂命 |
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所在地 | 東京都台東区上野公園4-17 |
交通 |
首都高速道路1号上野線「上野出入口」から車で約10分。 JR上野駅(公園口)又は京成電鉄「京成上野駅」から徒歩約5分。 |
拝観料 | 境内無料 |
駐車場 | なし。「上野恩賜公園(第一・第二)」【普通車1時間まで400円】又は周辺の民間有料駐車場(不忍池弁天堂前の「京成上野駅駐車場」、上野駅公園口前の「上野パーキングセンター」、「タイムズ上野駅公園口」)を利用のこと。都内駐車場検索サイトから検索可。 |
URL | なし |
連絡先 | 花園稲荷神社社務所 03-3823-2034 |
歴史・由来
花園稲荷神社は、東京都の上野恩賜公園内、不忍池に至る忍坂の中腹に鎮座し、倉稲魂命を祀っています。
創建不詳ながら、隣接する五條天神社の遷座前から石窟の上に建てられており、通称「穴稲荷」と呼ばれていたものです。
承応3年(1654)、天海大僧正の四大弟子の一人である本覚院の住僧・晃海僧正が、霊夢に感じて廃絶していた社を再興しました。
江戸幕末には上野寛永寺に立てこもり新政府軍と対峙した彰義隊が「穴稲荷門の戦」を挑んだ最後の激戦地となりましたが、明治6年(1873)には「花園稲荷」と改名して再建されます。
現在の参道の中ほどには、無数の赤い提灯が献灯されている岩窟がありますが、その奥は明治以前の旧社殿のあった場所で、傍らには寛永寺が造営される際に狐の住処が無くなるのを憐んだ天海大僧正が設けたという小祠(「弥佐衛門狐」とも)があります。
また、この社は縁結びや商売繁盛に御利益があるといわれ、願掛けをすると護符として「白羽の矢」を受けることができます。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
東京国立博物館
明治5年(1872)に創設されたわが国最初の博物館で、上野恩賜公園内に位置する。日本と東洋の貴重な考古・歴史資料などを常設展示しており、収蔵品は国宝87点を含む113,897点(平成24年度末)を数える。【身障者用トイレ・スロープ・駐車場・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人と介助者1名無料】
■参考リンク:東京国立博物館
国立西洋美術館
印象派の絵画やロダンの彫刻を中心とする松方コレクションを基礎にルネサンス以降の西洋美術作品を常設展示する。上野恩賜公園内に立地し、本館建物自体も「近代建築の巨匠」といわれるル・コルビジェ設計によるもので国重要文化財。【身障者用トイレ・スロープ・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人と介助者1名無料】
■参考リンク:国立西洋美術館
上野動物園
明治15年(1882)開演の日本最初の動物園。旧寛永寺五重塔がそびえる東園にはパンダ、ゾウ、トラなどが、蓮が茂る不忍池のほとりに位置する西園にはキリン、アイアイなどがおり、全体として約500種の動物を飼育している。【身障者用トイレ・スロープ・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人と介助者1名無料】
■参考リンク:東京ズーネット>上野動物園