日枝神社

2016年3月11日神社

日枝神社は、わが国の政治の中心である東京都の永田町に鎮座する神社で、太田道灌が勧請したとされ、明治の東京奠都以降、「准勅祭社」の社格に列しています。神田祭、深川祭とともに「江戸三大祭」のひとつとされる山王祭が行われる神社としても有名です。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 主祭神:大山咋神
相殿神:国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊
所在地 東京都千代田区永田町2丁目10番5号
交通 地下鉄(南北線・銀座線)「溜池山王駅」(出口7)から徒歩で約3分
首都高速道路「霞ヶ関インター」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 境内(国会議事堂裏手の道から入る)に無料駐車場あり
URL
連絡先 日枝神社 03-3581-2471

歴史・由来

日枝神社は、わが国の政治の中心である東京都の永田町、国会議事堂の裏手に鎮座する神社で、主祭神として比叡山の地主神である大山咋神を祀ることから、「山王神社」とも呼ばれます。

室町時代の文明年間、川越の星野山無量寿寺(今の中院(なかいん)・喜多院)境内から太田道灌が江戸城の鎮守として山王社を勧請したとされ、つづいて徳川家康が城内の紅葉山に移して同様に江戸城の鎮守として崇めたといいます。

その後江戸城外に移転しますが、江戸の大火のひとつである「明暦の大火」によって明暦3年(1657)に社殿が焼失したことから、万治2年(1659)には将軍・徳川家綱によって、福知山藩主(のち島原藩主)・松平忠房の屋敷があった現在地に遷座します。

明治元年(1868)、東京奠都にあたっては「准勅祭社」の社格に指定され、その後、明治15年(1882)に「官幣中社」、大正元年(1912)には「官幣大社」へと昇格しています。

昭和20年(1945)3月のアメリカ軍による「東京大空襲」では社殿が焼失し、昭和33年(1958)に現在の社殿が再建されました。

日枝神社は、神田明神の「神田祭」、富岡八幡宮の「深川祭」とともに、「江戸三大祭」のひとつとされる「山王祭」が行われる神社としても有名です。

車椅子で旅行するポイント

【1】日枝神社の入口。表参道(男坂)は階段につきキャピトル東急奥の女坂の舗装された車道へ自動車で進入。
【2】女坂の上の駐車場まで自動車で進入できる。ただし車道で段差はないといっても車椅子では傾斜がきつすぎて困難。
【3】日枝神社の境内駐車場。身障者用駐車スペースあり。身障者用トイレは日枝あかさか内。ここから段差なく本殿へ。
【4】日枝神社の本殿。参道部分は舗装済みで平坦。本殿左側にスロープあり賽銭箱の位置まで車椅子移動可。
【5】日枝神社の本殿裏手の摂社猿田彦神社にも舗装済みの車道が延びており車椅子移動可。
【6】日枝神社境内右側のトイレは一般用で車椅子は不可。




境内配置図 [凡例]
本殿 山王夢御殿 日枝あかさか山王茶寮 社務所 山王橋・エスカレーター 稲荷参道 氏子神輿庫 猿田彦神社 御文庫 山車庫 トイレ 女坂 表参道(男坂) 西参道 ザ・キャピトルホテル東急 地下鉄銀座線・南北線溜池山王駅 山王下交差点 東京都道405号外濠環状線

移動のしやすさ

★★★☆☆

バリアフリーの状況

駅から車椅子では急坂のためかなりアプローチが困難だが、自動車であれば境内駐車場まで入れる。身障者用駐車スペースあり。身障者用トイレは駐車場隣接の日枝あかさか内。境内はほとんど舗装されているので車椅子での移動は容易。自動車が前提ならば★★★★☆

周辺の名所・観光スポット

憲政記念館

議会開設80周年を記念して昭和47年に開館した記念館。国会の組織や運営などを資料や映像で紹介するとともに、わが国憲政の歴史や尾崎行雄などの憲政功労者関連の資料を常時展示している。
【身障者用駐車場、エレベーター、スロープ、身障者用トイレ、車椅子貸出あり】

■参考リンク:憲政記念館のご案内


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このページの執筆者
@tabisora110