穂高神社

2013年8月22日神社

穂高神社は、長野県安曇野市の神社で、平安時代の『延喜式』に名神大社の社格で登載されています。里宮にあたる本宮のほか、上高地に奥宮、奥穂高岳山頂に嶺宮があり、「日本アルプスの総鎮守」ともよばれます。例大祭の「御船神事」は船形の山車をぶつけ合う勇壮さで知られます。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 穂高見神、綿津見神、瓊瓊杵神、天照大御神、安曇連比羅夫命(阿倍比羅夫)、信濃中将
所在地 長野県安曇野市穂高6079(本宮)
交通(本宮) JR大糸線「穂高駅」から徒歩約3分。
長野自動車道「安曇野IC」から車で約10分。
拝観料 無料。ただし、「御船会館」は大人300円、中高生250円、小学生200円。
駐車場 神社境内北側に舗装された駐車場、南側に未舗装の駐車場あり。いずれも無料。身障者用区画あり。
URL
連絡先 穂高神社社務所 0263-82-2003

歴史・由来

穂高神社は、長野県安曇野市の神社で、平安時代の『延喜式』に名神大社の社格で登載されています。

里宮にあたる本宮のほか、上高地に奥宮、奥穂高岳山頂に嶺宮があることから、「日本アルプスの総鎮守」ともいわれます。

拝殿の奥の本殿は3棟にわかれ、中殿に穗高見神、右殿に綿津見神、左殿に瓊々杵尊が祀られています。

穗高見神、綿津見神はともに海の神様で、毎年9月27日に行われる例大祭「御船神事」では、この地方に海がないにもかかわらず全長12メートルの大きな船形の山車が登場し、この山車を曳きまわして激しくぶつけあうという勇壮なものとなっています。

このことから、古代、海人族として知られた安曇氏が内陸に移住し、祖先神を祀ったものと考えられています。

また、田舎のものぐさ者が京都で嫁を娶って一転して貴族となり、ついには恋の神様になったという御伽草子の話『ものぐさ太郎』のモデルとされる信濃中将が相殿に祀られています。

安曇野地区は男女の神が寄り添って手をつなぐ像容が印象的な双体道祖神の宝庫であり、境内の一隅にも道祖神が祀られています。

車椅子で旅行するポイント

【1】駅近くの鳥居から舗装駐車場へ。入口には御船会館と身障者トイレ(会館にひと声掛けて)あり。
【2】駐車場の社殿に近い位置に身障者区画(三角コーンが目印)あり。
【3】駐車場の端には双体道祖神が並んでおり、路面平坦なので車椅子で見学可。
【4】境内は玉砂利が薄く敷かれており、ほぼ平坦で段差なし。
【5】穂高神社拝殿。周囲より1段高いが、脇に簡易なスロープがあり、賽銭箱まで移動可。





周辺の名所・観光スポット

大王わさび農場

北アルプスの湧水を利用したわさび農場で、規模は15ヘクタールと日本一を誇る。園内には遊歩道が整備され、間近でわさび田が見学できるほか、わさびソフトクリームやわさびコロッケなどの逸品を味わえる。【身障者トイレあり】
■参考リンク:大王わさび農場

安曇野ちひろ美術館

こどもの姿を描いた透明感のある水彩画で知られるいわさきちひろの原画や遺品、世界各国の絵本画家の作品などを展示した絵本美術館。ミュージアムショップやカフェも充実している。【身障者トイレあり。障害者手帳提示で本人半額、介助者1名まで無料。視覚障害者は無料。】
■参考リンク:ちひろ美術館

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@tabisora110