報徳二宮神社

2021年12月1日神社

報徳二宮神社は、神奈川県小田原市にある神社です。江戸時代に「報徳仕法」で数々の農村を立て直した二宮尊徳を祀るもので、生誕地小田原の中心にあたる小田原城二の丸の一角に明治27年(1894)に創建されました。二宮尊徳の業績を顕彰する同名の神社は、二宮尊徳が亡くなった地である日光にもあります。

旅行先について

地図


(この地図の緯度:35.250000, 経度:139.152778

旅行先の概要

御祭神二宮尊徳翁
所在地神奈川県小田原市城内8-10
交通 JR・小田急電鉄・箱根登山鉄道・伊豆箱根鉄道「小田原駅」から徒歩約10分
西湘バイパス「小田原IC」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 境内に舗装された有料駐車場(参拝20分無料)あり
URL
連絡先報徳二宮神社 0465-22-2250

歴史・由来

報徳二宮神社は、神奈川県小田原市にある神社で、江戸時代に「報徳仕法」で数々の農村を立て直した二宮尊徳を祀っています。

明治24年(1891)に二宮尊徳に対して従四位が追贈されると、二宮尊徳の教えを信条とする報徳社員の中で神社設立の機運が高まり、明治27年(1894)、生誕地である小田原の中心にあたる小田原城二の丸小峰曲輪の一角に神社が創建されました。

江戸時代の天保の飢餓の際、二宮尊徳の功績により小田原藩では一人の餓死者も出さなかったというところから、神明造の社殿の礎石には小田原城米倉の礎石が転用されています。

なお、二宮尊徳は日光神領仕法の最中の安政3年(1856)に亡くなったことから、二宮尊徳の業績を顕彰する同名の神社が日光市今市にもあります。

車椅子で旅行するポイント

【1】報徳二宮神社の正面は石段につき境内裏手に迂回する。
【2】藤棚から小田原城本丸へ向かう登城路の途中に鳥居がある。ここから縁石を越えて境内へ。
【3】鳥居の先は階段に並行してスロープが設けられているが、傾斜が急なので注意が必要。
【4】報徳二宮神社の御社殿付近。参道は石畳で舗装されているが、賽銭箱前には石段がある。





境内配置図 [凡例]
藤棚交差点 藤棚バス駐車場 藤棚臨時駐車場 三の丸駐車場 小田原城本丸 藤棚 郷土文化館 きんじろうカフェ 報徳会館 社務所 小田原城址公園 授与所 祈祷殿 御社殿


移動のしやすさ

★★★☆☆

バリアフリーの状況

報徳二宮神社は正面からは石段があって入れないので、境内裏手に迂回することになる。藤棚前から裏手の鳥居までかなりの大回りを強いられるほか、この裏参道も入口に縁石の段差があったり、スロープに階段の敷石が飛び出していたり、傾斜が急であったりと、あまり使い勝手が良いとはいえない。

周辺の名所・観光スポット

小田原城

「小田原城」は、神奈川県小田原市にある戦国時代から江戸時代にかけての平山城で、後北条氏がその本拠地とし、上杉謙信や武田信玄が攻撃しても落とせなかった難攻不落の城としても有名です。豊臣秀吉の小田原征伐で開城し、江戸時代には小田原藩の藩庁が置かれ、現在は国史跡に指定されています。
【身障者用トイレ・駐車場あり。ただし、二の丸から天守に向かうルートは舗装されてはいるものの傾斜が急なほか、天守入口は階段のため車椅子で内部を見学することは不可】

■参考リンク:小田原城

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このページの執筆者
@tabisora110