伊香保神社
伊香保神社は、群馬県渋川市の神社で、伊香保温泉の石段街の頂上に鎮座しています。平安時代の『延喜式』にも記載がある式内社のひとつで、医療・温泉の神として知られる大己貴命・少彦名命を祀ります。社殿は小さいものの、場所柄からか平日でも湯治客が参拝で列をなし賑わっています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 大己貴命、少彦名命 |
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所在地 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保2 |
交通 | 関越自動車道「伊香保IC」から車で約25分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社裏手に無料駐車場あり(収容台数:3台)。ただし、進入路が狭く急傾斜のため注意。 |
URL | 渋川市>伊香保神社 |
連絡先 | 伊香保神社 0279-72-2351 |
歴史・由来
伊香保神社は、群馬県渋川市の神社で、近代社格制度のもとで県社に位置づけられています。天長2年(825)の創建といわれ、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)で、医療や温泉に関わりが深い神です。
「伊香保」の地名は古くは『万葉集』にもみえ、この社は平安時代の『延喜式』神名帳では「名神大社」の社格となっています。中世には上野国の三宮として隆盛し、説話集の『神道集』にも「伊香保ノ御湯ヲ守護」とあるなど、社殿後背地にある源泉を守護する神として崇敬されていました。
伊香保神社は伊香保温泉の石段街の最上部に位置し、社殿そのものは大きくはないものの、場所柄からか平日でも湯治客が参拝で列をなして賑わいをみせています。
車椅子で旅行するポイント
徳富蘆花記念文学館 旧ハワイ国公使別邸 伊香保御関所 石段の湯 千明仁泉亭 村松旅館 石坂旅館 青山旅館 石段街 いっぷく館 岸権旅館 金太夫 福一千樹館 横手旅館 凌雲閣 福一 トイレ 伊香保神社 医王寺薬師堂 群馬県道33号渋川松井田線 |
移動のしやすさ
★★★☆☆
バリアフリーの状況
伊香保神社は有名な石段街の頂上に位置するため、もちろん階段を通って行くことはできない。そこで福一旅館の間の道路から自動車で境内に至ることになるが、道幅が狭く、境内入口の交差点が鋭角の上に急坂である。境内の社殿裏手には3台程度が駐車可能な駐車場がある。神社境内下の石段街にも実は身障者トイレがあり、踊り場状になっている石段の切れ目から石段の様子を覗くことはできるが、ともかく観光客で混雑しているので注意のこと。
周辺の名所・観光スポット
伊香保温泉の石段街
伊香保温泉街の中心にあり、365段の石段の両脇に温泉旅館や飲食店、土産物店などが並ぶ。その起源は戦国時代に遡る。徳冨蘆花の小説『不如帰』の舞台ともなった。
■参考リンク:伊香保温泉旅館共同組合