伊豫豆比古命神社

2021年9月1日神社

伊豫豆比古命神社は、愛媛県松山市にある式内社で、「椿神社」とも呼ばれます。孝霊天皇の御代に鎮座したと伝えられ、愛媛県の語源となった愛比売命も祀られています。旧暦正月に夜通し行われる「椿まつり」は、伊予路に春を告げる祭として知られ、全国各地から参拝客が訪れます。

旅行先について

地図


(この地図の緯度:33.809167, 経度:132.770833

旅行先の概要

御祭神 伊豫豆比古命、伊豫豆比売命、伊与主命、愛比売命
所在地 愛媛県松山市居相2丁目2-1
交通 伊予鉄道「松山市駅」から伊予鉄バス(砥部線)経由で約25分、「椿前」停留所下車、徒歩約10分
松山自動車道「松山IC」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 境内に舗装済みの無料駐車場あり
URL
連絡先 伊豫豆比古命神社 089-956-0321

歴史・由来

伊豫豆比古命神社は、愛媛県松山市にある式内社で、「椿神社」とも呼ばれます。

孝霊天皇の皇子として伊予国を治めたとされる伊豫豆比古命をはじめ、伊豫豆比売命、伊与主命、そして「愛媛県」の語源となった愛比売命の4柱を主祭神として祀っており、孝霊天皇の時代以来の鎮座と伝え、商売繁昌や開運結びの御利益で知られています。

旧暦正月の7日から9日にかけて夜通し行われる「椿まつり」は、伊予路に春を告げる祭として知られ、「縁起笹」や「縁起飴」(おたやん飴)などを売る露店が軒を連ね、全国各地から数十万人という参拝客が訪れ賑わいます。

車椅子で旅行するポイント

【1】伊豫豆比古命神社の大鳥居前は舗装された駐車場があり、奥の楼門も石段を避けるスロープが付いている。
【2】駐車場にはトイレ棟があり、多目的トイレを併設している。
【3】多目的トイレ内部
【4】参道は平坦な石畳だが、本殿前は石段につき右手の社務所脇に迂回する。
【5】社務所脇には車いすマークの看板とともに2階に続く手すり付きの長いスロープがある。
【6】スロープから2階に上がると本殿回廊に出る。本殿上も平坦で移動しやすい。



境内配置図 [凡例]
愛媛県道190号久米垣生線 国道379号 石井交番 椿神社前バス停 椿公園 大鳥居 車祓所 楼門 児守神社 勝軍八幡神社 御倉神社 社務所 本殿 回廊 奏者社 祭器庫 椿神社会館

移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

伊豫豆比古命神社は境内のすぐ手前に舗装された駐車場と車いす用トイレがある。参道は平坦な石畳で舗装され、楼門や本殿前の石段には迂回できるスロープも設置されているなど、全般にバリアフリー化されているので参拝はしやすくなっている。

周辺の名所・観光スポット

湯築城跡

湯築城跡は、愛知県松山市の道後公園にある城跡、濠や土塁が残ります。建武年間に伊予国守護の河野通盛が築城し、後に羽柴秀吉の四国征伐によって河野通直が降伏すると、数年で廃城となりました。城跡は明治時代に公園として整備され、現在は国史跡、日本100名城の一つとなっています。
【身障者用トイレ、スロープ、車椅子貸出あり(湯築城資料館)】

■参考リンク:国史跡道後公園湯築城跡

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このページの執筆者
@tabisora110