城南宮

2020年12月13日神社

城南宮は、京都府京都市にある神社で、方除けや交通安全の神として信仰されています。平安京の南にあたることからこの名で呼ばれ、白河上皇の鳥羽離宮があった場所でもあります。中世に貴族の間で流行した熊野詣の際の精進所にもなりました。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 城南大神
所在地 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
交通 「京都駅」(八条口)から京都らくなんエクスプレスバスで約15分、「油小路城南宮」または「城南宮前」停留所下車、徒歩約3分
京都市営地下鉄烏丸線・近鉄京都線「竹田駅」から徒歩約15分
名神高速道路「京都南IC」からすぐ
拝観料 境内無料
ただし、神苑拝観は大人600円、小・中学生400円【障害者手帳提示で本人300円、介助者1名まで300円】
駐車場 境内に舗装された無料駐車場【身障者用区画併設】あり
URL
連絡先 城南宮 075-623-0846

歴史・由来

城南宮は、京都府京都市にある神社で、方除けや交通安全の神として信仰されています。

平安遷都の際に国常立尊を八千矛神と息長帯日売尊に合わせ祀り、城南大神として祀ったのがはじまりとされ、平安京の南にあたることから城南宮の名で呼ばれるようになりました。

白河上皇が鳥羽離宮を造営するとその一部に取り込まれ、院政期の政治や文化の中心地となったほか、貴族の間で流行した熊野詣の際の精進所や方違えの宿所としても用いられました。

江戸幕末には薩摩の軍勢が城南宮に入り、参道に据え付けられた大砲から鳥羽・伏見の戦いの端緒が開かれたことでも知られます。

境内には「昭和の小堀遠州」ともいわれる中根金作が作庭した神苑が広がり、枝垂れ桜や藤、萩、紅葉、椿などの四季折々の花木の彩りを楽しむことができます。

また、境内にある摂社のうち「真幡寸神社」は、平安時代の『延喜式』神名帳に載る神社、いわゆる式内社のひとつに比定されています。

車椅子で旅行するポイント

【1】国道1号から城南宮の西鳥居をくぐり自動車のまま境内に入れる。
【2】斎館前に舗装された身障者用駐車場と多目的トイレ(女子側)がある。
【3】城南宮の主要な境内参道は石畳などで舗装され平坦になっている。
【4】城南宮の拝殿付近。参道は舗装されているが直進すると石段のため授与所側に迂回する。
【5】授与所前を通れば本殿までスロープが通じており石段を回避できる。





境内配置図 [凡例]
本殿 拝殿 神楽殿 神輿庫 むすび殿 授与所 絵馬舎 芹川神社 三照宮社 真幡寸神社 社務所 神苑入口 東鳥居 西鳥居 交通安全祈祷殿 斎館 水石亭 楽水軒 国道1号 京都府道68号南インター竹田線 名神高速道路京都南インターチェンジ 城南宮バス停

移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

城南宮は平坦地にあり、境内の参道はほとんどが石畳やコンクリートで舗装されている。舗装済みの駐車場も境内にあり、身障者用トイレや社殿に至るスロープも併設されるなど、アクセスはかなりしやすくなっている。

周辺の名所・観光スポット

京都タワー

「京都タワー」は、京都駅烏丸口の北側に位置する展望塔で、下層の京都タワービルを含めた高さは131メートルあります。展望室からは清水寺や三十三間堂、西本願寺などの京都が誇る世界遺産となっている建物が見渡せます。また、カフェやバーなども併設されています。
【エレベーター・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人・介助者1名まで割引】

■参考リンク:京都タワーホテル

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このページの執筆者
@tabisora110