神谷神社
神谷神社(かんだにじんじゃ)は、香川県坂出市に鎮座し、本殿は造営年代が明らかな最古の流造社殿として国宝に指定されています。集落の中にある小さな神社ですが、平安時代の『延喜式』神名帳に載る由緒ある神社で、随身像や舞楽面などの神宝を伝えています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 |
【主祭神】火結命、奥津彦命、奥津姫命 【配祀神】経津主神、武甕槌神、天児屋命、姫大神 |
---|---|
所在地 | 香川県坂出市神谷町621 |
交通 |
JR予讃線「坂出駅」からタクシーで約10分 瀬戸中央自動車道「坂出北IC」から車で約15分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社境内右手の側道沿いに未舗装の無料駐車場あり |
URL | 坂出市>国宝神谷神社本殿 |
連絡先 | 坂出市文化振興課 0877-44-5036 |
歴史・由来
神谷神社(かんだにじんじゃ)は、香川県坂出市、白峰山麓の神谷集落内に鎮座する小さな神社ですが、平安時代の『延喜式』神名帳に載る由緒ある神社です。
社伝によれば、神谷の渓谷の淵から湧き出た僧侶が磐座に祭壇を設けて天津神を祀ったのがはじまりといい、のち弘仁3年(812)、弘法大師空海の叔父にあたる阿刀大足が春日神を勧請して社殿を造営・再興したとされます。
また、室町時代の明応5年(1496)には、細川氏の家臣で讃岐香西を本拠とする香西元資が中心となり、神谷神社法楽連歌会を神前で興行しています。
神谷神社の本殿は、棟木にある墨書銘から鎌倉時代初期の建保7年(1219)、荘官であった刑部正長により再建されたことがわかる三間社流造の檜皮葺の社殿で、造営年代が明らかな流造社殿としては最古のものとして国宝に指定されています。
この神社には、他にも国重要文化財の木造随身立像、市指定文化財の舞楽面などの貴重な神宝が伝えられています。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
丸亀城
香川県丸亀市にあり、慶長年間に生駒親正がほぼ現在の姿にまで築城。高さ日本一という60メートル超の石垣は「扇の勾配」と呼ばれる曲線美。水濠の中に天守が浮かび「蓬莱城」の別名を持つ。
【身障者用トイレあり。階段又は急勾配の坂道につき上層は車椅子不可。】
■参考リンク:丸亀城