糀屋稲荷神社は、兵庫県多可郡多可町にある神社で、推古天皇2年(594)の建立と伝えられます。姫路城主・本田忠刻に嫁した千姫が安産祈願のため社堂を寄進したことから「安産の神様」として信仰され、明治時代には旧社格制度のもとで県社に列しています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 主祭神:稲蒼魂命(うかのみたまのみこと)、相殿神:若宇賀売命(わかうかのめのみこと)、保食神(うけもちのかみ) |
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所在地 | 兵庫県多可郡多可町中区糀屋434-2 |
交通 |
中国自動車道「滝野社IC」から車で30分 JR加古川線「西脇市駅」から神姫バス(鳥羽上行き)乗車30分、「糀屋西」停留所下車、徒歩5分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 境内に舗装済の無料駐車場あり |
URL | https://www.hyogo-jinjacho.com/data/6312052.html |
連絡先 | 稲荷神社 0795-32-0515 |
歴史・由来
糀屋稲荷神社は、兵庫県多可郡多可町にある旧県社で、稲蒼魂命(うかのみたまのみこと)を主祭神として祀ります。
古くは真言宗の延命寺が社僧を務めており、推古天皇2年(594)に法道仙人が開基したといわれます。その後、称徳天皇の崇敬を受けて神護景雲3年(769)に社殿が造営されますが、神託により天安元年(857)に現在地へと遷座しました。
この神社は武家の崇敬が篤く、地頭代官の中原氏や足利尊氏らが寄進をしており、江戸時代の寛永11年(1634)には姫路城主・本田忠刻に嫁した千姫が安産祈願のため社堂を寄進したことから、安産の神様としても信仰されるようになりました。
明治7年(1874)には旧社格制度でいう村社となり、次いで明治30年(1897)には郡内初の県社に昇格するなど、当地を代表する神社です。例祭は毎年10月に行われ、電飾にいろどられた豪華な屋台が宮入りするようすが見られます。
車椅子で旅行するポイント
大鳥居 社務所 神苑 手水舎 随神門 土俵 社殿 奥宮 大日堂 東照宮 庚申社 神祇社 荒神社 粟嶋社 春日社 稲荷公園 多可町図書館 |
移動のしやすさ
★★★★☆
バリアフリーの状況
糀屋稲荷神社には舗装された駐車場や身障者用トイレがあるほか、参道に並行した車道から自動車のまま直接境内に乗り入れることも可能である。山の上にある奥宮への移動は車椅子では困難だが、社殿や隋神門の石段にはコンクリートのスロープが併設されている。
周辺の名所・観光スポット
兵庫県立播磨中央公園
「兵庫県立播磨中央公園」は、兵庫県加東市にある都市公園で、昭和53年(1978)に開園しました。総面積181.7ヘクタールの園内は、フラワーゾーン・自然散策ゾーン・スポーツゾーン・水辺ゾーンなどのいくつかのエリアにわかれており、四季折々の自然の姿を楽しむことができます。特に県内でも有数のサクラやバラの名所として知られます。
【身障者用駐車区画・多目的トイレ(オストメイト可)・バリアフリールートあり】
■参考リンク:https://www.hyogo-park.or.jp/harima/