熊野三所大神社
熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわやしろ)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社で、夫須美大神・家津美御子大神・速玉大神を祀ります。熊野那智大社の末社として、古くから「浜の宮王子」の名でも呼ばれており、隣接地には「補陀落渡海」で有名な補陀洛山寺があります。国史跡、ユネスコ世界文化遺産のひとつにもなっています。
旅行先の地図
(この地図の緯度:33.644903, 経度:135.934406)
旅行先の概要
主祭神 | 夫須美大神、家津美御子大神、速玉大神 |
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所在地 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字浜の宮350 |
交通 |
那智勝浦新宮道路「那智勝浦IC」から車で約1分 JR紀勢本線「那智駅」から徒歩約3分 |
拝観料 | 境内無料 |
駐車場 | 付近に舗装済みで無料の「渚の森駐車場」があり身障者用区画を設置 |
URL | 和歌山県神社庁>熊野三所大神社 |
連絡先 | 勝浦八幡神社(兼務社) 0735-52-1646 |
歴史・由来
熊野三所大神社(くまのさんしょおおみわやしろ)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社で、『熊野年代記』によれば、欽明天皇24年(563)に創建されたと伝えられ、夫須美大神・家津美御子大神・速玉大神を祀ります。
熊野那智大社の末社として、古くから熊野詣のための「熊野古道」の路次に設けられていた「熊野九十九王子」のひとつ、「浜の宮王子」があったところでもあり、熊野那智大社を参拝するに先立ち、この王子で潮垢離を行い身を清める習わしがあったといいます。
一木造りのこの神社の主祭神像は国の重要文化財に指定されているほか、境内地は国史跡、ユネスコ世界文化遺産の構成財産にもなっています。
この神社の隣接地には、観音浄土の補陀落山に往生することを目的として、歴代住職が生きながら釘付けされたうつぼ船に乗せられて海を渡ったという「補陀落渡海」で有名な補陀洛山寺があります。
車椅子で旅行するポイント
本殿:木造檜皮葺三間社流造、江戸時代 割拝殿 丹敷戸畔(にしきとべ)神社 三狐(みけつ)神社 手水舎 浜ノ宮王子社跡 振分石:熊野古道の大辺路、伊勢路、中辺路の分岐点の道標 補陀洛山寺本堂 渡海船 渡海上人の墓・平維盛供養塔 |
移動のしやすさ
★★★☆☆
バリアフリーの状況
熊野三所大神社の近くに無料の渚の森駐車場があり、ここに駐車して境内に入れる。正面の割拝殿からは階段のため、補陀洛山寺の境内を横切るルートになる。途中で段差箇所があるので介助は必要。身障者用トイレは道の駅なちのものを利用できる。
周辺の名所・観光スポット
那智勝浦世界遺産情報センター
JR那智駅と一体となった「道の駅なち」内にある。熊野古道や那智山の社寺に関するパネルや映像、那智山宮曼荼羅の複製、補陀落渡海船のジオラマなどを展示し、那智勝浦の世界遺産について紹介している。
【身障者用トイレ・駐車場・スロープあり。入場無料。】
■参考リンク:熊野那智世界遺産情報センター