黒田庄兵主神社
黒田庄兵主神社は、兵庫県西脇市にある式内社です。延暦3年(784)の創建と伝えられ、安土桃山時代の拝殿は茅葺きで長床式の珍しいもので、兵庫県指定文化財となっています。この拝殿は三木攻めの際に黒田官兵衛が献じた奉納金によって改築されたものといわれます。
旅行先について
地図
(この地図の緯度:35.42725, 経度:136.770611)
旅行先の概要
御祭神 | 大己貴命、八千戈命、葦原醜男、大物主命、神清之湯山主三名狭漏彦八嶋篠命 |
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所在地 | 兵庫県西脇市黒田庄町岡372-2 |
交通 |
JR加古川線「黒田庄駅」から徒歩5分 中国自動車道「滝野社IC」から車で約20分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 境内西側に舗装された無料駐車場あり |
URL | 兵庫県神社庁>兵主神社 |
連絡先 | 兵主神社 0795-28-2284 |
歴史・由来
黒田庄兵主神社は、兵庫県西脇市にある式内社です。
宝亀5年(774)に播磨掾(はりまのじょう:国司)に補任されて大和国からやってきた岡本知恒が、延暦元年(782)に森4町余を開き、同3年(784)に大和国の兵主神社(今の奈良県桜井市の穴師坐兵主神社)を勧請したのが始まりとされています。
拝殿は棟札から天正19年(1591)造立とみられ、茅葺き入母屋造り、長床(ながとこ)式で吹放ちの構造になっており、安土桃山時代の建築様式を留め貴重なことから兵庫県指定文化財となっています。
兵主の名から武門の神として崇敬され、羽柴秀吉が毛利氏と内通して三木城に立て籠もった別所長治を攻めた際には、黒田官兵衛に命じて灯明田を寄進し、その奉納金をもって拝殿が改築されたとも伝えられます。
その他、社務所前には学校新築や門柳山植林などの事業を推進した初代黒田庄村長・小西池仁左衛門の銅像が立つほか、門前にかつて神宮寺だった明鏡山神通寺の鐘楼が残されています。
車椅子で旅行するポイント
鐘楼 鳥居 千旦参拝碑 手水舎 随神門 拝殿 本殿 神明神社 金刀比羅神社 厳島神社 神馬 社務所 小西池翁像 忠魂碑 トイレ 楠丘小学校前交差点 岡交差点 黒田庄駅 兵庫県道294号黒田庄多井田線 兵庫県道559号門柳大門線 国道175号 道の駅北はりまエコミュージアム |
移動のしやすさ
★★★☆☆
バリアフリーの状況
黒田庄兵主神社は平坦地にあるが、境内のほとんどの部分に玉砂利が敷かれている。境内西側に舗装された無料駐車場があり、社務所の前から拝殿の横に延びるコンクリートの参道があるので、ここから出入りする。神社の南3キロほどの国道175号近くに「道の駅北はりまエコミュージアム」があり、身障者用駐車区画とトイレが設置されている。
周辺の名所・観光スポット
日本へそ公園
日本へそ公園は、西脇市が東経135度・北緯35度が交差する「日本のへそ」であることから整備された都市公園です。園内には芝生広場やレストハウスをはじめとして、子供向けの遊具がある「宇宙っ子ランド」、西脇出身の芸術家・横尾忠則の作品などを展示する「西脇市岡之山美術館」、宇宙をテーマにした科学館「にしわき経緯度地球科学館(テラ・ドーム)」などがあります。
【身障者用トイレ・駐車スペース・スロープあり。美術館は障害者手帳(またはミライロID)提示で本人・付添者1名無料、科学館は障害者手帳(またはミライロID)提示で本人・付添者1名半額割引】
■参考リンク:西脇市>日本へそ公園