宮地嶽神社

2013年5月10日神社

宮地嶽神社は、福岡県福津市にある神社で、宮地嶽三柱大神を祀っています。神域は広大で、奥の宮には国宝に指定されている金銅製の冠や馬具が出土した宮地嶽古墳があり、石室に不動神社が祀られています。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 息長足毘売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村(かつむら)大神、勝頼(かつより)大神
所在地 福岡県福津市宮司元町7-1
交通 九州自動車道「古賀IC」から国道3号経由、車で約15分
JR「福間駅」から西鉄バス経由で約5分、「宮地丘宮前」下車、徒歩約5分(なお、初詣時期などは臨時バス運行あり)
拝観料 無料
駐車場 県道502号沿いほか神社周辺に無料駐車場(約700台)あり。駐車場入口には看板がある。
URL 宮地嶽神社
連絡先 宮地嶽神社 0940-52-0016

歴史・由来

宮地嶽神社は、福岡県福津市の宮地岳南麓にある旧県社で、息長足毘売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村(かつむら)大神、勝頼(かつより)大神を祀っています。

社伝によると、神功皇后が三韓征伐に当たり宮地嶽山上で宗像三神に必勝を祈願し、その際勝村・勝頼の二神が随行していたことから、この3柱を宮地嶽三柱大神と称し、以来開運の神として崇めたといいます。

奥の宮にあたる宮地嶽古墳(宮地岳古墳)からは、精巧な透かし彫りのある金銅製の宝冠や馬具などが出土しており、国宝にも指定されるなど、古くから玄界灘周辺の信仰の中心であったことがうかがえます。

現在も正月三が日には100万人を上回るほどの参拝者があり、参道沿いには宮地嶽神社の御神紋である三階松を刻した名物の「松ヶ枝餅」を売る店が立ち並んでいます。

神社の境内は広大で、楼門を入った先にある御社殿、古墳周辺の「奥の宮八社」のほか、みやZOO(動物園)、民家村自然公苑なども設けられています。

車椅子で旅行するポイント

なお、車両トラブル多発のため現在は境内駐車場への乗入れは許可車両のみとなっており、代わりに第1駐車場または大鳥居下から境内手水舎前までを結ぶ無料送迎サービスが実施されています。(電話は 0940-52-0016 宮地嶽神社社務所 です。)

【1】表参道の大鳥居。石段あり車椅子不可。鳥居左手にある裏参道は舗装された車道で石段上まで延びている。

【1-1】石段下の掲示。この石段下(または第1駐車場)から歩行困難者のための無料送迎(電話0940-52-0016 宮地嶽神社社務所に連絡)が受けられる。

【2】裏参道の坂を登ると石段上の境内には舗装された指定車駐車場があり、送迎車両が待機している。

【2-1】なお、以前は一般車が境内に乗り入れていたが車両トラブル多発のため閉鎖されている。[注記]


【3】楼門。脇には日本一の大鈴。楼門左手にスロープあり。


【3-1】楼門左手のスロープ


【4】御本殿。参道は石畳で平坦。なお賽銭箱は階段の上。


【5】楼門右側、境内端に身障者トイレ。入口は一般用と同じで内部に個室あり。


【5-1】トイレ内部(日中以外は男子側のみ開放)


【6】開運殿の渡り廊下をくぐると階段を避けて奥の宮へ行ける。ただし、以降のルートは途中から砂利道の坂となる。


周辺の名所・観光スポット

津屋崎千軒なごみ

海運と塩田で栄えた「津屋崎千軒」のにぎわいを伝える観光案内施設。内部に展示コーナーやカフェがある。義民六子の墓がある「教安寺」、もと紺屋の建物を生かした「藍の家」など周辺の観光めぐりの拠点にできる。【身障者トイレ・駐車場あり】

■参考リンク:津屋崎千軒なごみ

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このページの執筆者
@tabisora110