お千代保稲荷

2014年4月19日神社

お千代保稲荷は岐阜県海津市にある「日本三大稲荷」の一つで、商売繁盛の御利益で親しまれています。参道には縁起物やナマズ料理、串カツを売る店などが多く立ち並び、特に月末の月並祭の日には夜通し混雑します。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

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御祭神 大祖大神、稲荷大神、祖神
所在地 岐阜県海津市平田町三郷1980
交通 JR「岐阜羽島駅」から平田市コミュニテイバス(海津羽島線)経由で約20分、「お千代保稲荷」停留所下車
名神高速道路「大垣IC」から車で約15分
拝観料 無料
駐車場 東口大鳥居・南口大鳥居周辺にそれぞれ舗装済の民間有料駐車場(300円程度)あり
URL
連絡先 千代保稲荷神社 0584-66-2613

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歴史・由来

お千代保稲荷は岐阜県海津市に鎮座し、伏見稲荷、豊川稲荷とともに「日本三大稲荷」の一つに数えられることがあります。

正式には「千代保稲荷神社」ですが、「おちょぼさん」の愛称で呼ばれることが一般的で、商売繁盛や縁結びなどの御利益で親しまれています。

御祭神は大祖大神、稲荷大神、祖神であり、平安時代に八幡太郎義家の六男・源義隆(森義隆)が分家するときに祖先の霊璽、宝剣、義家の肖像画の三点を「千代に保て」と賜ったのが起源とされています。

のち室町時代の文明年間(1469~1486)、美濃国須脇(岐阜県海津市)を領した森八海がこの地に祖神を祀り、現在に至るといいます。

社殿は揖斐川と長良川に挟まれた田園地帯の真ん中にある小規模なものですが、参道には縁起物を売る店やナマズ料理店、串カツ店などがひしめき合い、平日でも混雑しており、特に月並祭のある月末は夜中に至るまで多くの参拝客が詰め寄せます。

お千代保稲荷の社務所では神札やお守りの類は一切頒布していませんが、沿道には藁で結んだ油揚げと燈明を50円程度のセットで売る店があり、これを社頭に供えて祈願します。

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車椅子で旅行するポイント

お千代保稲荷【1】お千代保稲荷の東口大鳥居付近。舗装された民間有料駐車場と身障者用トイレがある。
お千代保稲荷【2】東口大鳥居付近の参道。アスファルト舗装され歩行者専用規制がされているが平日でも参拝者で大混雑。
お千代保稲荷【3】お千代保稲荷の表参道。境内へは階段路となるので迂回を要す。
お千代保稲荷【4】表参道の西側、平和祈念館のほうからは段差なく境内に入れる。
お千代保稲荷【5】お千代保稲荷の精霊殿(拝殿)。1段高い位置に賽銭箱と油揚げを供える台がある。
お千代保稲荷【6】拝殿右手の福寿稲荷を経て本殿裏の門へ。表参道東側にあたるこの門もスロープになっている。
お千代保稲荷【7】社務所と精霊殿との渡り廊下。下の階段にも手すりとスロープが併設されている。


お千代保稲荷境内図

移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

東西の「大鳥居」近くに身障者用トイレがある。お千代保稲荷への参道はアスファルト舗装され平坦。お千代保稲荷境内も小規模でスロープがあり、経路さえ間違わなければ(「平和祈念館」前まで迂回すれば)身障者一人でも移動可能だが、参道は平日でも相当混雑し、人波をかきわけて進むのが大変なため、介助者がいたほうが安心できる。

周辺の名所・観光スポット

世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ

国営木曽三川公園の河川環境楽園内にある水族館で、川島ハイウェイオアシスとして東海北陸道と直結。「木曽三川・長良川の源流から河口までと世界の淡水魚」をテーマに館内に自然環境を再現しており、淡水魚水族館としては世界最大級。全館がバリアフリー化されている。
【全館バリアフリー施設。身障者用トイレ・駐車場・スロープ・車椅子貸出あり。身障者、介助者1名まで半額。】

■参考サイト:世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ

このページの執筆者
@tabisora110