おのころ島神社は、兵庫県南あわじ市にある神社で、伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)を祀り、縁結びや安産の御利益で信仰されています。この神社が鎮座している小高い丘は、伊弉諾命・伊弉冉命の国産み神話に登場するおのころ島であると伝えられます。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 伊弉諾命・伊弉冉命 |
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所在地 | 兵庫県南あわじ市榎列下幡多415 |
交通 |
神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原IC」から車で5分 神戸新交通・神戸市交通局「三宮駅」、阪神電気鉄道・阪急電鉄「神戸三宮駅」、JR「三ノ宮駅」(三宮バスターミナル)から神姫バス・淡路交通バス(福良行き高速バス)乗車70分、「榎列」バス停下車、徒歩10分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 境内鳥居脇に舗装済みの無料駐車場あり |
URL | https://www.freedom.ne.jp/onokoro/index.html |
連絡先 | おのころ島神社 0799-42-5320 |
歴史・由来
「おのころ島神社」(自凝島神社)は、兵庫県南あわじ市にある神社です。旧社格制度でいう無格社ですが、伊弉諾命と伊弉冉命を祀り、縁結びや安産の御利益で広く信仰されています。
「おのころ島神社」は木々が生い茂る標高15メートルほどの小高い丘の上に鎮座します。ここは、伊弉諾命・伊弉冉命が天の浮橋に降り立ち、天の沼矛(ぬぼこ)で青海原をかき混ぜたとき、矛の先から滴り落ちた塩が重なって「おのころ島」になったという、『古事記』や『日本書紀』にいう神話の地であるとされています。神社の西400~500メートルの範囲にも、「天の浮橋」や「葦原国」といった、古代の国産み神話にちなんだ名所が点在しています。
また、社頭にある「鶺鴒石」(せきれいいし)は、伊弉諾命・伊弉冉命がこの石に止まったつがいの鶺鴒が首や尾を動かすさまを見て国生みを思い立ったという由緒ある石で、現在は紅白の紐が掛けられており、新たな出会いを求める人は白い紐、赤い紐を順に握った後に願掛けをするとよいといいます。また、境内から採れる塩砂は、昔から安産のお守りとして重宝されてきたものです。
神社の大鳥居は昭和57年(1892)に建立されたもので、高さが21メートル以上あり、日本有数の規模を誇ります。京都府の平安神宮・広島県の厳島神社と並ぶ「日本三大鳥居」の一つとして紹介されることもあります。
車椅子で旅行するポイント
社殿 御神木 八百万神社 鶺鴒石 手水舎 社務所 イカヅチの神 服部嵐雪句碑 大鳥居 御砂所 葦原国分社 天の浮橋分社 参集所 五十鈴川公園 らん・らんバスおのころ島神社前バス停 榎列保育所 トイレ おのころコミュニティパーク |
移動のしやすさ
★★★★☆
バリアフリーの状況
おのころ島神社は丘の上にあり、正面の参道は石段だが、これとは別に東側の駐車場から石段を迂回して丘の上に至るコンクリート舗装されたスロープが整備されている。駐車場は舗装されており、駐車場奥の公園入口には身障者用トイレもある。なお、神社前に「おのころ島神社前」バス停があるものの、「(三原ショッピングプラザ)パルティ前」始発のコミュニティバス(東循環線)のものである。
周辺の名所・観光スポット
淡路人形浄瑠璃資料館
「淡路人形浄瑠璃資料館」は、淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃の資料を展示・保管する資料館で、同じ建物内に図書館が併設されています。実物の人形、かしらや衣装、古文書、舞台のジオラマなどを常設展示しており、期間を限定した企画展示もあります。
【身障者用駐車区画(思いやり駐車場)・トイレ・スロープあり】
■参考リンク:https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/jyoururi/ningyo.html