大阪天満宮

2021年8月1日神社

大阪天満宮は、大阪府大阪市にある神社で、学問の神として菅原道真を祀ります。この地にはもともと菅原道真も参拝した大将軍社がありましたが、社前に7本の松が生えて光を放つという奇瑞を示したため、天暦3年(949年)に村上天皇の勅命によって天満宮が創建されたといいます。毎年7月の天神祭は京都の祇園祭、東京の神田祭とともに「日本三大祭」の一つとされています。

旅行先について

地図


(この地図の緯度:34.696025, 経度:135.512619

旅行先の概要

御祭神 菅原道真公
所在地 大阪府大阪市北区天神橋2丁目1-8
交通 大阪メトロ谷町線・堺筋線「南森町駅」又はJR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩約5分
阪神高速12号守口線「南森町出入口」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 境内に舗装された無料駐車場あり
URL
連絡先 大阪天満宮 06-6353-0025

歴史・由来

大阪天満宮は、大阪府大阪市にある神社で、学問の神として菅原道真を祀ります。

この地にはもともと孝徳天皇が難波長柄豊崎宮を造営するにあたり白雉元年(650)に創建したという大将軍社が鎮座しており、菅原道真が太宰府に左遷される際にも道中安全を祈願して参詣しています。

菅原道真亡き後の天暦3年(949)、大将軍社の前に7本の松が生えて光を放つという奇瑞があったため、村上天皇の勅命によって天満宮が創建され、大将軍社は天満宮の摂社として包摂されます。

大阪天満宮の社殿は天保8年(1837)の大塩平八郎の乱によって灰燼に帰していますが、天保14年(1843)には再建され現在に至っています。

毎年7月に催されている「天神祭」は、大阪天満宮から船着場までを3千人の行列が練り歩く「陸渡御」、御鳳輦を乗せた100艘の船団が大川を航行する「船渡御」、5千発の花火が夜空を彩る「奉納花火」など見どころも多く、京都の祇園祭、東京の神田祭とともに「日本三大祭」の一つとされています。

車椅子で旅行するポイント

【1】大阪天満宮の表大門。道路縁石と門の直下に多少の段差があるが車いすでも進入可。自動車はすぐ左手の蛭子門に迂回を要するが一方通行につき注意。
【2】一方通行路の途中にある蛭子門は境内駐車場への出入口となっている。ここからは表大門よりも段差なく境内に入れる。
【3】舗装された境内駐車場。駐車場奥に身障者用トイレがあり、さらに進むと境内の蛭子遷殿前に出られる。
【4】大阪天満宮の拝殿付近。周囲は砂地に薄く玉砂利が敷かれた程度で平坦になっている。



境内配置図 [凡例]
国道1号 JR東西線大阪天満宮駅 天神橋2交差点 表大門 蛭子門 天神橋筋商店街 白太夫社 老松紅梅殿 天満宮駐車場 車宿 手水舎 社務所 駐車場 拝殿 本殿 休憩所 大将軍社 蛭子遷殿 神明社 御文庫 文華館(史料室) 天満宮会館 梅花殿 神楽殿 参集殿 白米社 神輿庫 鳳輦庫 十二社 天満天神繁昌亭 祖霊社 川崎東照宮の神輿蔵 

移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

大阪天満宮の境内は踏み固められた砂地に薄く玉砂利が敷かれる程度で、おおむね平坦となっている。境内への入口はいくつかあるが、自動車であれば蛭子門から駐車場に入ることができ、車いすの場合もこの門から入ると段差がほぼない。駐車場の奥には身障者用トイレも設置されている。ただし、自動車の場合は周辺道路の一方通行規制に注意のこと。

周辺の名所・観光スポット

天満天神繁昌亭

「天満天神繁昌亭」は、大阪天満宮から用地の無償提供を受け、北鳥居の脇に平成18年(2006)に開設された上方落語の常設寄席で、戦時中に落語の定席が絶えてから60年以上を経た復活となります。時間帯によって朝席・昼席・夜席・乙夜に分かれ、ベテランから若手までのさまざまな公演を聞くことができます。
【車いす使用者用客席(1階右後方2席)・身障者トイレ・身障者割引あり】

■参考リンク:天満天神繁昌亭

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このページの執筆者
@tabisora110