三光稲荷神社
三光稲荷神社は、愛知県犬山市の神社で、銭洗池の御利益から「倍返し神社」として近年では有名になりました。針綱神社、犬山神社とともに犬山城登城口近くに鎮座し、創建不明ながら城主・成瀬氏から信奉されていました。境内には道開きの猿田彦神社や恋愛成就の摂社・姫亀神社もあります。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 宇迦御魂大神、猿田彦大神、大宮女大神 |
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所在地 | 愛知県犬山市犬山北古券41-1 |
交通 | 名古屋鉄道犬山線「犬山駅」から徒歩約15分。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社境内(猿田彦神社前)に砕石敷の自動車安全祈祷所の駐車場、神社前の公道200メートル西に市営犬山城第一駐車場(普通車500円)あり。 |
URL | 犬山市観光協会>三光稲荷神社 |
連絡先 | 三光稲荷神社・猿田彦神社社務所 0568-61-0702 |
歴史・由来
三光稲荷神社は、愛知県犬山市の神社で、安産の神で式内社の針綱神社、成瀬正成はじめ江戸時代の歴代犬山城主らを祀る犬山神社とともに、犬山城の登城口近くに鎮座しています。
創建は不明ながら、もともとは今の犬山市体育館や駐車場にあたる三光山に三光寺としてあり、織田信長の叔父にあたる犬山城主・織田信康の保護を受けていたといいます。
江戸時代以降も犬山城主となった成瀬氏から信奉されますが、明治時代の神仏分離により三光稲荷神社となり、昭和39年(1964)現在地に遷座します。
境内には、物事のはじめや交通安全を司る道開きの神で、祈祷の際に「御砂」頒布が受けられる「猿田彦神社」、恋愛成就の御利益があり無数のハート型の絵馬が掲げられている摂社「姫亀神社」があります。
また、末社「銭洗稲荷神社」の小社がある銭洗池は、まずロウソクを献灯しザルにお金を入れて神水で清めると後で何倍にもなって返ってくるといい、近年はテレビドラマ「半沢直樹」の影響か「倍返し神社」として参詣者が増えています。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
国宝犬山城
木曽川河畔にある城郭で、天文6年(1537)に織田信長の叔父・織田信康が築城、その後城主となった石川氏、成瀬氏らが改築。天守閣が現存する国内12城のひとつで国宝。白壁に唐破風を配する美しい姿で「白帝城」とも呼ばれる名城。
【敷地内に身障者トイレ、スロープあるが途中は凹凸ある石畳で勾配が急なため介助者は要注意。券売所脇に身障者駐車場あり要事前連絡。天守閣内部は狭く急階段のため車椅子困難。】
■参考サイト:国宝犬山城