猿田神社
猿田神社は、千葉県銚子市にある神社で、導きの神である猿田彦大神ほかを祀ります。垂仁天皇の御代の創建とされ、武家の崇敬が篤く、桃山文化の遺風を伝える現在の社殿は千葉県有形文化財に、社叢は県天然記念物に指定されています。開運、八方除けや七五三などで多くの参拝者が訪れるほか、60年ごとの庚申の年には式年大祭神幸祭が行われます。
旅行先の地図
旅行先の概要
御祭神 | 猿田彦大神、天鈿目命、菊理媛命 |
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所在地 | 千葉県銚子市猿田町1677 |
交通 |
JR総武本線「猿田駅」から徒歩約5分 東関東自動車道「佐原香取IC」または銚子連絡道路「横芝光IC」から車で約45分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 県道71号沿い、元宮入口付近などにアスファルト舗装された無料駐車場あり |
URL | 千葉県神社庁>猿田神社 |
連絡先 |
猿田神社 0479-33-0362 |
歴史・由来
猿田神社は、千葉県銚子市にある神社で、導きの神である猿田彦大神、天鈿目命、菊理媛命を祀り、垂仁天皇25年(656)に鎮座したと伝えられています。
大同2年(807)、勅命によって社殿が造営され、その後も源頼義が神田を寄進するなど、特に武家の崇敬を受けていましたが、永禄9年(1566)、海上氏と正木氏との合戦によって社殿や古文書が焼失、その後の再建を経て、徳川家康からは朱印地30石の寄進を受けています。
現在の本殿は延宝8年(1680)のものであることが棟札から確認されており、三間社流造で檜皮葺、正面に唐破風のある向拝を配した、華麗な桃山文化の特徴を残す建築物として、千葉県指定有形文化財となっています。
また、猿田彦大神降臨の地である元宮周辺を含むスダジイの極相林「猿田神社の森」は千葉県天然記念物、千葉県環境保全地域として指定されているほか、神社に残る天正19年(1591)に猿田村で実施された太閤検地の記録である「天正検地帳」も千葉県有形文化財に指定されています。
この猿田神社では、60年ごとにやってくる庚申の年に式年大祭神幸祭を行う伝統があるほか、八方除けのご利益で知られ、御神砂、御神水をいただくことができる場所が設けられています。また、七五三祝でも毎年多くの子供たちが訪れます。
車椅子で旅行するポイント
猿田神社本殿 拝殿 授与所 休憩所 車の御祓所 社務所 手水舎 御神水 神輿庫 角力興行記念碑 先神橋 本宮大神降臨之地 御神砂受所 親鸞聖人旧蹟 奥宮 御神水の池 樹叢 裏参道 関係者駐車場 表参道 看板 猿田駅 そばうどん萬屋 千葉県道71号銚子旭線 千葉県道211号飯岡猿田停車場線 |
移動のしやすさ
★★★★★
バリアフリーの状況
猿田神社は裏参道に至るルートがややわかりにくいのだが、要所に看板があるのでその指示にしたがって自動車を運転するとよい。神社正面の先神橋から総武本線を横断する参道は石段になっているが、裏参道からは境内に直接自動車を乗り入れることができる車の御祓所があり、ここまで来れば境内も基本的には平坦である。猿田神社境内には乳児用ベッドやオストメイト対応器具などが備え付けられた多目的トイレがあるほか、スロープにより本殿拝観も可能となっている。
周辺の名所・観光スポット
銚子ポートタワー・ウオッセ21
「銚子ポートタワー」は、銚子漁港区域内にある全高57.7メートルのツインタワーで、銚子の町並みや太平洋の大海原、犬吠埼に至るまでを一望することができる。タワーに隣接する「ウオッセ21」は、銚子港に水揚げされた魚介類をはじめとする新鮮な海の幸の直売施設であり、2階部分ではシーフードレストラン「うおっせ」も営業している。
【身障者用トイレ・駐車場・エレベーター・車椅子貸出あり】