猿賀神社
猿賀神社は、青森県平川市にある神社で、大蛇の姿に化したといわれる上毛野君田道命を祀ります。かつては仏教の深沙大将と習合して「深砂宮」とも呼ばれていました。旧暦1月7日に行われる「七日堂大祭」は国選択無形民俗文化財です。境内には広大な「鏡ヶ池」があり、蓮の名所として知られます。
旅行先について
地図
(この地図の緯度:40.616917, 経度:140.562972)
旅行先の概要
御祭神 | 上毛野君田道命 |
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所在地 | 青森県平川市猿賀字石林175 |
交通 |
弘南鉄道弘南線「津軽尾上駅」から徒歩約15分 東北自動車道「大鰐弘前IC」から車で約15分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社前に砕石を敷いた無料駐車場あり |
URL | 猿賀神社 |
連絡先 | 猿賀神社 0172-57-2016 |
歴史・由来
猿賀神社は、青森県平川市にある神社です。
仁徳天皇の時代、蝦夷征伐の途上で毒矢に射られて落命した上毛野君田道命(かみつけののきみたじのみこと)を埋葬したところ、大蛇の姿になって毒気を吐いたので、人々が恐れてこの地に祀ったのがはじまりとされています。
その後、坂上田村麻呂が田道命の神威により蝦夷に大勝したため、報賽のため社殿が造営されといい、仏教の守護神である深沙大将と習合して「深砂宮」「神蛇宮」などとも呼ばれました。
藤原秀衡や北畠顕家ら武家の崇敬も篤く、江戸時代には津軽藩の祈願所に定められ、修験道場として栄えましたが、明治の神仏分離により別当寺の神宮寺から独立して神社となっています。
旧暦1月7日に行われる「七日堂大祭」は、ヤナギの木の枝で農作物の豊凶を占う「柳からみ神事」などが特徴的で、鬼神社、岩木山神社とともに「津軽の七日堂祭」の一角を占めており、国選択無形民俗文化財です。
また、境内には広大な「鏡ヶ池」があり、夏場に和蓮の花が咲き誇る名所として知られています。
車椅子で旅行するポイント
神宮寺 社務所 祓所 手水舎 トイレ 土俵 池上神社 拝殿 本殿 あかい堂 猿賀公園 鏡ヶ池 日吉神社 胸肩神社 見晴ヶ池 恵比寿神社 ボートのりば 平川市観光協会 児童公園 猿賀石 |
移動のしやすさ
★★★★☆
バリアフリーの状況
猿賀神社の境内は玉砂利が敷かれているが地勢は平坦で、境内の周囲にも猿賀公園の遊歩道が整備されているため、移動する上では大きな支障はない。身障者トイレは観光協会建屋内や児童公園内のトイレ棟にある。
周辺の名所・観光スポット
猿賀公園
「猿賀公園」は、猿賀神社に隣接して整備された公園で、春には鏡ヶ池や見晴ヶ池の周囲に植栽された約330本の桜の花を、夏には鏡ヶ池の蓮の花を楽しめる。見晴ヶ池ではボートで湖上を遊覧できるほか、足湯に浸かることもできる。
【身障者用駐車場・トイレ・スロープあり】
■参考リンク:平川市観光協会>猿賀公園