晴明神社

2020年7月16日神社

晴明神社は、京都市上京区にある神社で、陰陽家として知られる安倍晴明を祀っています。かつての晴明の屋敷跡に鎮座しており、境内にある晴明井と呼ばれる井戸の水は無病息災の御利益があるとされています。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 安倍晴明御霊神
所在地 京都市上京区堀川通一条上ル晴明町806
交通 京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩約12分
JR京都駅から京都市バス(9号系統 二条城・西賀茂車庫行き)経由で約20分、「一条戻橋・晴明神社前」下車、徒歩すぐ
名神高速道路「京都南IC」から車で約25分
拝観料 無料
駐車場 なし。ただし、神社境内脇に舗装済みの有料コインパーキング(風良都ぱーく77No.1(堀川通沿い)は40分200円、No.2(社殿脇)は60分200円)あり。
URL
連絡先 晴明神社 075-441-6460

歴史・由来

晴明神社は、京都市上京区にある神社で、陰陽道の大家として知られる安倍晴明を祀っています。

平安時代の寛弘4年(1007)、一条天皇が安倍晴明の偉業を讃え、その屋敷跡に晴明を祀る社殿を設けたのがはじまりです。

かつての境内はさらに広大なものだったといわれていますが、応仁の乱後は荒廃し、豊臣秀吉が政務を執るため京都に聚楽第を造営したころには、茶人の千利休が聚楽屋敷を構えていました。

江戸幕末の嘉永6年(1853)になると、氏子らを中心に式年祭にあわせた社殿の再建が進められ、昭和25年(1950)には堀川通に面した現在の姿となりました。

境内にある「晴明井」と呼ばれる井戸は、安倍晴明の念力で湧き出したと伝えられ、その水には無病息災の御利益があるとされています。この井戸の吐水口は毎年の恵方にあわせ、立春の日に向きを変えています。

車椅子で旅行するポイント

【1】堀川通に面して晴明神社の一の鳥居があるが、こちらは1段の大きな段差がある。
【2】堀川通から1本入ると二の鳥居があり、縁石の段差を越えれば境内に入れる。
【3】晴明神社の境内は石畳の参道部分を含め平坦。拝殿前は3段の石段がある。





境内配置図 [凡例]
一の鳥居 旧一条戻橋 桔梗庵 二の鳥居 晴明井 手水舎 絵馬舎 授与所 厄除桃 安倍晴明像 拝殿 本殿 末社 神輿庫 社務所 有料駐車場(風良都ぱーく77No.1・2) 堀川通り 戻橋公園

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

晴明神社は堀川通りに面しているが、一の鳥居からの入口は大きな段差を越える必要があるため、1本入った裏通りにある二の鳥居に迂回するのがよい。境内はかなり平坦で、拝殿手前にだけ3段の石段がある。晴明神社に参拝者用の駐車場は特にないが、境内の脇の有料駐車場を利用できる。

周辺の名所・観光スポット

二条城

二条城は、徳川家康が慶長8年(1603)に京都での宿所とするために建設した平城で、幕末の慶応3年(1867年)に15代将軍・徳川慶喜が大政奉還を行った城として有名です。障壁画など見どころの多い二之丸御殿は国宝に、二之丸庭園は特別名勝に指定され、城内全体も国史跡に指定されています。また、ユネスコの世界遺産としての登録も受けています。
【身障者トイレ・車椅子貸出・御殿に車椅子用入口あり。障害者手帳提示で本人・介護者1名無料。】

■参考リンク:世界遺産元離宮二条城

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このページの執筆者
@tabisora110