鹽竈神社
鹽竈(しおがま)神社は宮城県塩竈市にある神社で、陸奥国一の宮。別宮に塩土老翁神、左宮に武甕槌神、右宮に経津主神を祀り、同一敷地には志波彦大神を祀る式内社の志波彦神社もあります。塩釜港を見下ろす高台にあり、人々に製塩を教えたという塩土老翁にふさわしく、海風の心地良い場所です。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 塩土老翁神、武甕槌神、経津主神 |
---|---|
所在地 | 宮城県塩竈市一森山1-1 |
交通 | JR仙石線「本塩釜駅」から徒歩約10分。 三陸自動車道「利府塩釜IC」から車で約10分。 |
拝観料 | 無料。 ただし、「鹽竈神社博物館」は、大人200円、中高生150円、小学生80円。 |
駐車場 | 神社東側に無料の第1~3、バス駐車場(収容台数:300台)あり。いずれも無料。 |
URL | 志波彦神社・鹽竈神社 公式サイト |
連絡先 | 鹽竈神社 022-367-1611 |
歴史・由来
宮城県塩竈市にある神社で、陸奥国一の宮。別宮に塩土老翁神、左宮に武甕槌神、右宮に経津主神を祀るという珍しい社殿の配置です。同一敷地内には志波彦大神を祀る式内社の志波彦神社が明治時代に遷座しています。
社伝によれば、武甕槌命・経津主神の諸国平定を先導した塩土老翁神が、両神が去った後もこの地に留まり、人々に製塩を教えたのが始まりとされています。
経緯は不明ながら、平安時代の『延喜式』主税式によれば国家の正税から祭祀料を充てがわれるなど特別な存在であったことがうかがわれ、中世にも陸奥国一の宮として武家の尊崇を集めました。
近世に入ると代々の仙台藩主が寄進や社殿造営を行っており、現社殿は4代藩主の伊達綱村が計画し、宝永元年(1704年)に完成したものです。
この社は塩釜港を見下ろす高台にあり、人々に製塩を教えたという塩土老翁にふさわしく、海風の心地良い場所です。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
松島島巡り遊覧船
毘沙門島、仁王島など大小260以上の島が浮かび、松尾芭蕉が「扶桑第一」と絶賛した松島湾の景観をを船上から眺望する。定期遊覧船は松島湾一周と塩釜・松島間の2つのコースがある。【大型船は車椅子で乗船可】
■参考リンク:松島島巡り観光船企業組合