白山比咩神社
白山比咩神社は、石川県白山市にある延喜式式内社、加賀国一宮で、全国2,000社ともいわれる白山神社の総本社として栄えました。御祭神は菊理媛で、西に手取川、東に白山連峰を仰ぐ杜のなかにあります。中世には衆徒3000人を擁したとされています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 白山比咩大神(菊理媛尊)、伊弉諾尊、伊弉冉尊 |
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所在地 | 石川県白山市三宮町ニ105-1 |
交通 | 北陸自動車道「美川IC」から車で20分。 北陸鉄道「鶴来駅」から加賀白山バス「一の宮」下車、徒歩約5分。 |
拝観料 | 無料。 ただし、「宝物館」は有料(大人300円、高校生以下無料)。 |
駐車場 | 表参道(30台)、北参道(300台)、南参道(130台)にそれぞれ無料駐車場あり。車椅子は北参道駐車場が便利。 |
URL | 白山比咩神社 |
連絡先 | 白山比咩神社 076-272-0680 |
歴史・由来
白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、石川県白山市三宮に鎮座する加賀国一宮で、全国にある「白山神社」の総本社にあたります。
社伝では崇神天皇7年(前91)、本宮の北にある舟岡山に神地を定めたのがはじまりとされています。養老元年(717)には泰澄が白山山頂に奥宮を開き、以後は修験道の霊場として栄えました。
その白山への登拝の拠点となったのが越前、美濃、加賀の「白山三馬場(ばんば)」で、この宮は「加賀馬場」にあたります。中世には現在の白山比咩神社にあたる「白山本宮」を中心とした7つの神社、いわゆる「白山七社」が威勢を振るい、衆徒3000人を擁したといいます。
しかし文明12年(1480)の大火で全焼し、当時は三宮があった現在地に遷座し、加えて加賀一向一揆との争乱により勢力を失いますが、加賀前田家によって再興されます。
明治維新後は神仏分離により現社名の「白山比咩神社」に改称され、平成29年(2017)には泰澄の白山開山から1300周年を記念して、白山の室堂平にある奥宮祈祷殿および社務所の建替工事が行われました。
車椅子で旅行するポイント
幣拝殿 参集殿 授与所 社務所 神紋 荒御前神社 南参道 三の鳥居 宝物館 表参道 北参道 鳥居 鶴来レインボーライン 石川県道103号鶴来水島美川線 石川県道179号野々市鶴来線 三の宮交差点 鶴来バイパス 金沢市街 鶴来市街 |
移動のしやすさ
★★★★★
バリアフリーの状況
白山比め神社は表参道は長い石段ではあるものの、県道の三の宮交差点から乗り入れられる舗装済みの駐車場があり、身障者用区画やトイレ・スロープも整備されている。境内の歩行者用通路にもコンクリート舗装されており、部分的に狭い場所はあるが、車椅子で幣拝殿前まで向かうことが可能である。
周辺の名所・観光スポット
パーク獅子吼
獅子吼高原の山麓側にある、鶴来地区の地場産業を集積した自然に囲まれた公園施設。各国の獅子舞を集めた「獅子ワールド館」、ほうらい祭りで用いられる高さ5メートルの武者人形を展示する「造り物の館」などのほか、四季の自然が楽しめる「いこいの広場」などがある。
【身障者駐車場・トイレ・エレベーター・車椅子貸出あり】
■参考リンク:獅子吼高原