倭文神社

2020年8月1日神社

倭文神社は、鳥取県鳥取市にある神社で、かつての伯耆国一宮、延喜式内社に当たります。下照姫命を配祀することから安産の御利益でも知られます。境内からは経塚遺跡が見つかっており、国史跡に指定されているほか、経筒や観音像などの出土品も国宝に指定されています。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 主祭神:建葉槌命
配祀神:下照姫命、建御名方命、天稚彦命、事代主命、少彦名命、味耜高彦根命
所在地 鳥取県東伯郡湯梨浜町大字宮内754
交通 山陰道(国道9号)「はわいIC」又は「泊東郷IC」から車で約10分
拝観料 無料
駐車場 境内手前に舗装済みの無料駐車場あり
URL
連絡先 倭文神社 0858-32-1985

歴史・由来

倭文神社は、鳥取県鳥取市にある神社で、かつての伯耆国一宮、延喜式内社に当たります。

創建時期は明らかではありませんが、日本古来の織物である倭文織(しずおり)を司った倭文氏が、祖先神である建葉槌命を祀ったものとみられています。

ただし、近世までは配祀神である下照姫命の安産の御利益のほうがよく知られており、参道の傍らに「安産岩」があるほか、境内にある経塚は下照姫命の墳墓と言い伝えられていました。

この「伯耆一宮経塚遺跡」は国史跡に指定されていますが、内部からは平安時代の経筒や金銅製の観音像などが出土し、これらは一括して国宝に指定されています。

車椅子で旅行するポイント

【1】倭文神社の境内手前に駐車場があり、さらに入口には石段とコンクリートのスロープがある。ただしスロープはかなりの傾斜がある。
【2】神門の先まで進むとコンクリート舗装された参道がさらに奥に続いている。
【3】倭文神社の拝殿付近。手前まで石畳が続き、正面は2段高くなっている。





境内配置図 [凡例]
社殿 玉垣 社務所 手水舎 神門 伯耆一宮経塚遺跡 社号標 安産岩 大型車駐車場

移動のしやすさ

★★★☆☆

バリアフリーの状況

倭文神社の神門下には舗装された普通車用の駐車場があり、その先の石段脇にもコンクリート舗装された車道スロープがあるため、ここから境内に入ることができる。ただし、この車道は傾斜がかなり急なので注意のこと。神門を越えるとコンクリート舗装の平坦な参道が社殿のほうまで続いている。なお、経塚遺跡は未舗装の山道の上にあるので移動不可である。

周辺の名所・観光スポット

燕趙園

燕趙園は、鳥取県と姉妹都市にあたる中国河北省の友好のシンボルとして建設された日本最大級の本格的な中国庭園です。中国歴代皇帝が造成した皇家園林方式の中国庭園を再現したもので、隣接する広大な東郷湖が借景となっています。売店やレストランは無料で利用できる道の駅として整備されています。
【身障者用駐車場・トイレ・スロープ車椅子貸出あり】

■参考リンク:中国庭園と道の駅「燕趙園」

広告

このページの執筆者
@tabisora110