松陰神社
松陰神社は、山口県萩市の旧県社で、明治23年(1890)、実兄が邸内に小祠を建て吉田松陰を祀ったのにはじまり、同40年に社殿が創建されました。境内には「松下村塾」が保存され、宝物殿では著作や書簡が見学できるなど、幕末の志士の息吹が感じられます。現在は「学問の神様」として慕われています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 吉田矩方命(吉田松陰先生) 境内社の「松門神社」に久坂玄端命はじめ52柱 |
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所在地 | 山口県萩市椿東1537 |
交通 | JR山陰本線「東萩駅」から徒歩約20分又は萩循環まぁーるバス東回りで約15分、「松陰神社前」下車。 中国自動車道「山口IC」から車で約60分。 |
拝観料 | 無料。 ただし、「吉田松陰歴史館」は大人500円、中・高生250円、小学生 100円。 「至誠館」の有料展示室(ギャラリー部分は無料)は大人500円、中・高生250円、小学生 100円。 |
駐車場 | 神社入口に舗装された無料駐車場あり。身障者用区画あり。 |
URL | 松陰神社 |
連絡先 | 松陰神社 0838-22-4643 |
歴史・由来
松陰神社は、山口県萩市の旧県社で、明治23年(1890)、実兄である杉民治が邸内に小祠を建て、「安政の大獄」で刑死した吉田松陰愛用の硯と書簡とを神体として祀ったことにはじまります。
明治40年(1907)、松下村塾出身の伊藤博文らの尽力で社殿が創建され、旧社格制度の中で県社に列せられました。
境内には「松下村塾」の建物が保存され、宝物殿「至誠館」では松蔭関係の著作や書簡、肖像画などが間近に見学できるなど、幕末の志士の息吹が感じられる神社です。
生前の思想家・教育者としての業績から、現在は「学問の神様」として慕われており、学業成就を願う受験生も多く訪れています。
車椅子で旅行するポイント
社殿 松門神社 授与所 至誠館 松下村塾 吉田松陰歴史館 松陰神社北交差点 松陰神社前交差点 山口県道11号萩篠生線 東萩駅 山口 |
移動のしやすさ
★★★★★
バリアフリーの状況
松陰神社は境内に舗装済みの駐車場があり、その一角には身障者用区画と身障者用トイレも別に設けられている。参道も石畳で舗装されており、社殿前の石段も脇の手すり付きスロープを使って迂回できるので、国内の神社のなかではかなり車椅子での移動がしやすいといえる。
周辺の名所・観光スポット
菊屋横丁
萩城の城下町にあたり、沿道には藩の豪商・菊屋家をはじめ、高杉晋作や田中義一の旧宅がある。なまこ壁の土塀が美しく、「日本の道100選」にも選ばれている。
【駐車場は舗装済みの萩博物館駐車場又は中央公園駐車場(ともに有料)を利用。道路は平坦だが旧宅内部などは段差あり車椅子不可。】
■参考リンク:萩市観光協会>菊屋横町