諏訪大神
諏訪大神(すわだいじん)は、『天保水滸伝』に登場する笹川繁蔵ゆかりの神社で、坂上田村麻呂の創建と伝えられます。秋季例祭は「笹川の相撲まつり」として知られ、笹川繁蔵が相撲の元祖とされる野見宿禰の碑を境内に建立するにあたって始まったもので、現在も素人相撲などの興行が行われます。また、春季例祭に奉納される「笹川の神楽」は、千葉県の無形民俗文化財として指定されています。
旅行先の地図
(この地図の緯度:35.841944, 経度:140.659167)
旅行先の概要
御祭神 | 建御名方命、事代主命、大国主命 |
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所在地 | 千葉県香取郡東庄町笹川い580-1 |
交通 |
JR成田線「笹川駅」から徒歩約5分 東関東自動車道「佐原香取IC」から車で約20分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 境内入口、国道356号沿いに舗装された無料の観光駐車場あり(普通車37台、大型車1台) 【身障者区画あり】 |
URL | 千葉県神社庁>諏訪大神 |
連絡先 | 諏訪大神 0478-86-0657 |
歴史・由来
諏訪大神(すわだいじん)(須賀山明神、諏訪神社)は、『天保水滸伝』に登場する笹川繁蔵ゆかりの神社で、千葉県香取郡東庄町に鎮座しています。
大同2年(807)、征夷大将軍・坂上田村麻呂が東征のときに創祀され、以来、東国鎮護の神として、特に武家から崇敬されたと伝えられています。
春季例祭に奉納される「笹川の神楽」は、建久2年(1191)、千葉成胤が源頼朝の武運長久を祈願して神楽を奉納したのがはじまりとされており、昼の「天狗の舞」(猿田彦大神)から夜間にわたり、地元の笹川地区の7つの区の青年らが持ち回りで担当するもので、千葉県の無形民俗文化財として指定されています。
秋季例祭は「笹川の相撲まつり」として知られており、『天保水滸伝』に登場する侠客の笹川の繁蔵が、相撲の元祖とされる野見宿禰の碑を境内に建立するにあたり、あわせてはじめられたものと伝えられ、現在も素人相撲などの興行が行われています。
8月になると、境内では大相撲出羽海部屋の夏合宿も行われ、所属力士らによる東庄病院への慰問やファン感謝デー でのちゃんこ無料サービスなどもあります。
また、『天保水滸伝』にちなみ、境内の一角には「天保水滸伝遺品館」が開設され、笹川の繁蔵愛用のキセルや、その食客となり大利根河原の決闘で斬死したという平手造酒愛用の徳利などが展示されているほか、『天保水滸伝NEO』として東庄町によりショートアニメ化されています。
車椅子で旅行するポイント
諏訪神社社殿 稲荷神社 子安神社 忠魂碑 神楽殿 土俵 社務所 野見宿禰の碑 手水舎 天保水滸伝遺品館 トイレ 東庄交番 セブンイレブン東庄笹川店 セレモニーホール愁彩苑 宿浜区協同館 東庄交番前交差点 笹川駅入口交差点 千葉県道209号笹川停車場線 千葉県道266号旭笹川線 国道356号 笹川駅 香取市 銚子市 |
移動のしやすさ
★★★★☆
バリアフリーの状況
国道356号沿いに「天保水滸伝遺品館 諏訪神社」の看板があり、舗装された無料駐車場を利用できる。境内入口に近いところに身障者駐車場があり、境内そのものもほぼ平坦で、参道は石畳となっている。社殿の賽銭箱の前にだけ石段が3段ほどある。境内脇駐車場のトイレは一般用だが、400メートル先の笹川駅の公衆トイレには多目的トイレが併設されている。
周辺の名所・観光スポット
東庄県民の森
東庄県民の森は、江戸時代に潟湖である椿海(つばきのうみ)の干拓によって成立した水田地帯「干潟八万石」や、水鳥が飛来する「夏目の堰(八丁堰)」を見渡せる丘の上にある県立公園で、約4ヘクタールの面積をもつ。園内には芝生広場、水鳥観察舎、野鳥の広場、八万石見晴台、お花見広場などがあり、バーベキュー施設やテニスコート、弓道場などのスポーツ施設も設置されている。近くには椿海干拓に貢献した鉄牛道機和尚が開いた福聚寺などがある。
【身障者用駐車場、スロープ、多目的トイレ、車椅子貸出あり】
■参考リンク:千葉県立東庄県民の森