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建部大社

建部大社

2021年6月8日神社

建部大社は、滋賀県大津市にある式内社で、日本武尊を祀り、近江国一宮として知られます。源頼朝が伊豆に配流される途上、この神社で源氏再興を祈願し、後に成就したことから、武運長久の神として崇敬されました。神社に残る日本武尊の妃と伝わる女神像は平安時代の作で、国重要文化財に指定されています。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 日本武尊
所在地 滋賀県大津市神領1-16-1
交通 名神高速道路「瀬田西IC」から車で約3分
JR琵琶湖線「石山駅」から近江鉄道バス(野郷原線)経由で約4分、「神領建部大社前」停留所下車
京阪電車「唐橋前駅」から徒歩約10分
拝観料 境内無料
ただし、「宝物館」は拝観料200円
駐車場 神社境内に砕石を敷いた無料駐車場あり
URL
連絡先 建部大社 077-545-0038

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歴史・由来

建部大社は、滋賀県大津市にある式内社で、近江国一宮でもあります。

景行天皇の時代、日本武尊の妃にあたる布多遅比売命が近江国神崎郡建部郷(現在の滋賀県東近江市)にその神霊を奉斎したのが始まりと伝えられ、天武天皇の時代に近江国府があった現在の栗太郡勢多郷に遷座しました。

日本武尊を祀ることから武門の崇敬が篤く、特に平治の乱に際して源頼朝が伊豆国に配流される途上、この神社に立ち寄って源氏再興を祈願したところ、後に成就したためにさまざまな神宝や神領を寄進したことが知られています。

この神社に残る日本武尊の妃と伝わる木造女神坐像は平安時代の作で、境内にある鎌倉時代の石灯籠とともに国重要文化財に指定されています。

また、毎年8月17日の「船幸祭」は日本武尊の故事にのっとり大正時代に始まるものですが、瀬田の唐橋から神輿を船に乗せて琵琶湖を渡る神事で、「大津三大祭」の一つとなっています。

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車椅子で旅行するポイント

建部神社_1.jpg 【1】県道から分岐した建部神社の参道。鳥居の下も舗装道が続いているので、ここから境内の駐車場に進入する。
建部神社_2.jpg 【2】境内には砕石を敷いた無料の参拝者駐車場があり、トイレ棟内には多目的トイレが併設されている。
建部神社_3.jpg 【3】多目的トイレ内部
建部神社_4.jpg 【4】神門は参道よりも1段高くなっているが、左脇のくぐり戸を通れば段差なく移動できる。
建部神社_5.jpg 【5】建部神社の拝殿前。平坦な境内には玉砂利が敷かれ、参道部分は石畳となっている。


建部大社境内図

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境内配置図 [凡例]
滋賀県道2号大津能登川長浜線 一の鳥居 二の鳥居 参集殿 手水舎 神門 社務所 美寿喜会館 婚儀殿 拝殿 本殿 権殿 絵馬所 神馬舎 石灯籠 宝物殿 八柱神社 武富稲荷神社 大野神社 桧山神社遥拝所 藤宮神社 若宮神社 弓取神社 箭取神社 大政所神社 聖宮神社 行事神社 蔵人頭神社

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

建部神社は平坦な場所にあり、階段も遥拝所のある築山などを除いてはほとんど見当たらない。境内は一面に玉砂利が敷かれているものの、参道部分には石畳が用いられて移動しやすくなっている。身障者用トイレは境内駐車場入口のトイレ棟の中にある。

周辺の名所・観光スポット

大津市歴史博物館

「大津市歴史博物館」は、太田市の歴史と文化を調査研究するとともに、各種の常設展示や企画展、講座などによって広く公開するために開設された公立の博物館施設です。常設展示では古代に置かれた近江大津宮の発掘成果や比叡山延暦寺・日吉大社の門前町坂本の街並み、中世に栄えた堅田の水運、漫画の元祖ともいわれるユーモラスな大津絵などについて紹介しています。
【身障者用駐車場・トイレ・スロープ・エレベーター・車椅子貸出あり。大津市在住の障害者手帳所持者と介助者1名まで無料。】

■参考リンク:大津市歴史博物館

このページの執筆者
@tabisora110