竹駒神社

2013年7月5日神社

竹駒神社は、宮城県岩沼市にある神社で、倉稲魂神を主祭神に、保食神、稚産霊神を相殿に祀り、衣食住の守護神として信仰されています。「日本三稲荷」のひとつとされることもあり、春の例祭である初午大祭は大勢の人でにぎわいます。

旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 倉稲魂神、保食神、稚産霊神
所在地 宮城県岩沼市稲荷町1-1
交通 JR東北本線・常磐線「岩沼駅」から徒歩約10分。
常磐自動車道「岩沼IC」から車で約10分。
拝観料 無料。
ただし、「馬事博物館」は、一般200円、大学生以下100円。【平日は要事前予約で団体のみ】

駐車場 神社入口に無料の舗装された駐車場(収容台数:200台)あり。
URL
連絡先 竹駒神社 0223-22-2101

歴史・由来

竹駒神社は、宮城県岩沼市にある神社で、倉稲魂神を主祭神に、保食神、稚産霊神を相殿に祀り、衣食住の守護神として信仰されています。

社伝によれば、承和9年(842)、陸奥国司として当地に赴任した小野篁が伏見稲荷を勧請したことに始まるといい、以後は奥州藤原三代、下っては戦国大名・伊達稙宗の庇護を受けて隆盛しました。

旧社殿は仙台藩5代藩主伊達吉村の造営になる貴重な建築物でしたが、平成2年に左翼団体(革労協)の放火という蛮行により灰燼に帰し、その後数年をかけて再建されました。

このときに難を逃れた楼門(随身門)、向唐門は江戸後期の秀作として岩沼市の指定文化財となるとともに、旧社地は「本宮跡」として新社社殿の地下に保存されています。

この社は「日本三稲荷」のひとつとされることもあり、春の例祭である初午大祭は大勢の人でにぎわいます。かつては馬の集散地として、大祭のあとには馬市が開かれていたともいいます。

車椅子で旅行するポイント

【1】鳥居は徒歩の参道入口。駐車場は右手の舗装道へ。
【2】車道を進むと右手に舗装駐車場、さらに先には身障者トイレあり。
【3】随身門前の参道は平坦な石畳。門にステップを置き段差解消されている。
【4】竹駒神社拝殿。手前参道は石畳で平坦。拝殿正面に4段の階段あり。
【5】拝殿の階段左手には赤いスロープがあり賽銭箱の高さまで車椅子で移動可。
【6】摂末社も石畳で車椅子移動可。元宮跡だけは地下階段のため不可。

周辺の名所・観光スポット

東北歴史博物館

「遠の朝廷」(とおのみかど)と呼ばれた陸奥国府・多賀城や「壺の碑」とされる古碑「多賀城碑」の近くにあり、総合展示室では蝦夷や城柵、奥州藤原氏を始め、旧石器時代から近現代までの東北全体の歴史をわかりやすく紹介している。特別展示室、テーマ展示室では、民俗や美術工芸など時々のテーマに沿った展示を行っている。
【身障者用トイレ・駐車場・スロープ・エレベーター・点字ブロック・シアター等の特別席・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人及び介助者1名(身体障害・精神障害は1・2級に限る。)まで常設展示無料・特別展示5割引。】

■参考リンク:東北歴史博物館 TOHOKU HISTORY MUSEUM

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このページの執筆者
@tabisora110