妙宣寺
妙宣寺は、佐渡市にある日蓮宗の寺院で、「阿仏坊」とも呼ばれ、佐渡ヶ島に配流された日蓮聖人に助力した阿仏房日得と妻千日尼の開基です。境内には文政8年(1825)建立の佐渡ヶ島唯一の五重塔があり、周辺の田園風景と相まって穏やかなときを感じさせる場所です。
旅行先について
地図
旅行先の概要
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御本尊 | 釈迦如来 |
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所在地 | 新潟県佐渡市阿仏坊29 |
交通 | 「両津港佐渡汽船」から新潟交通バス南線経由で35分、「竹田橋」下車、徒歩20分。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 寺院仁王門のわきに舗装された駐車場スペースあり。 |
URL | 日蓮宗>妙宣寺 |
連絡先 | 妙宣寺 0259-55-2061 |
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歴史・由来
妙宣寺は、佐渡市にある日蓮宗の寺院で、「阿仏坊」とも呼ばれています。
日蓮聖人が佐渡ヶ島に配流となったとき、夜中に人目を忍んで食事を届けたという阿仏房日得とその妻千日尼の開基になる寺院です。
通説では、承久の変で佐渡ヶ島に配流された順徳院に従ってきた北面の武士・遠藤為盛が出家して阿仏坊になったとされていますが、事実としては佐渡ヶ島の在地の名主階級であったとの説(田中圭一『日蓮と佐渡』)もあります。
現在の妙宣寺がある場所は、室町時代の地頭・本間氏の館跡で、周囲には空堀の跡なども残っています。
妙宣寺境内の五重塔は、江戸時代の文政8年(1825)に建立された佐渡ヶ島唯一の五重塔で、新潟県指定文化財となっています。
また、庫裏や仁王門も江戸時代の茅葺きのもので、周辺の田園風景と相まって穏やかなときを感じさせる場所です。
妙泉寺の境内の一隅には、後醍醐天皇の倒幕計画に参加して斬罪となった日野中納言資朝卿の墓もあります。
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車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
佐渡市トキの森公園
佐渡市の新穂地区にある公園で、「佐渡トキ保護センター」と「トキ資料展示館」が併設されている。トキの生態や保護の取り組みなどを展示するほか、観察回廊から保護中のトキを間近に見ることができる。【身障者用トイレあり】
■参考リンク:トキのたより