瑠璃光寺
瑠璃光寺は、山口県山口市にある曹洞宗の寺院です。応仁の乱で戦死した陶弘房の菩提を弔うため文明3年(1471)に夫人が建立した安養寺がはじまりで、後に薬師如来を本尊とする瑠璃光寺に改められ、移築を経て現在に至っています。国宝の五重塔は「日本三名塔」のひとつであり、檜皮葺の趣きのある姿が特徴的です。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御本尊 | 薬師如来 |
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所在地 | 山口県山口市香山町7-1 |
交通 |
JR山口線「山口駅」から防長バスで約5分、「県庁前」下車、徒歩約10分。 中国自動車道「小郡IC」から車で約20分。 |
拝観料 | 無料。 ただし、「資料館」は大人300円、中・高生200円、小学生100円 |
駐車場 | 寺院前に舗装された無料駐車場(収容台数100台)あり。 |
URL | 瑠璃光寺 |
連絡先 | 瑠璃光寺資料館 083-924-9139 |
歴史・由来
瑠璃光寺は、山口県山口市にある曹洞宗の寺院です。
応仁の乱で戦死した陶弘房の菩提を弔うため、文明3年(1471)に夫人が建立した「安養寺」がはじまりで、その後明応元年(1492)に薬師如来を本尊とする「瑠璃光寺」に改められました。
さらに、元禄3年(1690)には、戦国大名・大内義弘の菩提寺であった「香積寺」が萩に移転したことから、その跡地に移築されて現在に至ります。
国宝の五重塔は、もとは「香積寺」のもので、大内義弘の菩提を弔うために建立されたものといいます。
上層にゆくにつれて細く見えるすっきりとした造りの檜皮葺の建物で、法隆寺、醍醐寺の五重塔とともに「日本三名塔」の一つに数えられています。
車椅子で旅行するポイント
本堂 一畑薬師 金毘羅神社 資料館 道元禅師坐像 長寿薬師如来 満月の庭 大内弘世公銅像 五重塔 あじさい園 枕流亭 露山堂 松籟亭 毛利家墓所 香山公園前観光案内所 |
移動のしやすさ
★★★★★
バリアフリーの状況
瑠璃光寺は山口市内でも屈指の観光スポットになっているため、境内前には舗装された駐車場や身障者トイレがあり、境内も公園としてかなりの部分が舗装されていて移動はしやすい。ただし、基本的に山の麓を選んで寺院が建立されている以上、本堂方面に向かうにしたがって傾斜になっている点には注意したい。
周辺の名所・観光スポット
湯田温泉
山口市の中心部に程近い場所にある温泉街で、白狐が湯に浸かっているところを発見されたという伝説をもつ。江戸幕末には七卿落ちの公家や志士たちが逗留していた。詩人の中原中也の生家があった場所でもある。泉質はアルカリ性単純泉。近年は街角に足湯も整備されている。【車椅子受入可の宿泊施設あり】
■参考リンク:山口県山口市の温泉|湯田温泉旅館協同組合【公式】