宗像大社
宗像大社は、福岡県宗像市の旧官幣大社です。御祭神は市杵島姫命、湍津姫命、田心姫命の「宗像三神」で、陸の「辺津宮」のほか、沖ノ島、大島に「沖津宮」、「中津宮」が鎮座しています。古来、海上安全の神として崇敬を受けており、銅鏡など多数の祭祀遺物が発掘された沖ノ島は「海の正倉院」とも呼ばれます。ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。
旅行先について
地図
旅行先の概要
御祭神 | 田心姫神(沖津宮)、湍津姫神(中津宮)、市杵島姫神(辺津宮) |
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所在地 | 福岡県宗像市田島2331(辺津宮)ほか |
交通 |
【辺津宮】 JR鹿児島本線「東郷駅」から西鉄バス「神湊波止場」行きで約12分、「宗像大社前」下車。 九州自動車道「若宮IC」から車で約20分。 |
拝観料 | 無料。 ただし、「神宝館」は大人500円、高・大学生300円、小・中学生200円。 |
駐車場 | 【辺津宮】 神社入口に舗装された第1駐車場あり。参道に近い側に身障者用区画あり。その他、周辺に第2、第3駐車場あり。いずれも無料。 |
URL | 宗像大社 |
連絡先 | 宗像大社(辺津宮) 0940-62-1311 |
歴史・由来
宗像大社は、福岡県宗像市にある旧官幣大社です。御祭神は市杵島姫命・湍津姫命・田心姫命の「宗像三神」で、宗像市田島にある陸の「辺津宮」のほか、離島の沖ノ島、大島にそれぞれ「沖津宮」、「中津宮」が鎮座しています。
古来、海上安全の神として崇敬を受けており、特に九州と朝鮮半島とを結ぶ玄界灘のほぼ中央にあたる沖ノ島は、現在も女人禁制の禁忌が守られ、島内からは銅鏡、金銅製品など多数の祭祀遺物が発掘され、出土品が一括して国宝に指定されているところから、「海の正倉院」とも呼ばれています。
平成29年(2017)7月に開催されたユネスコの世界遺産委員会において、こうした古代祭祀の形態を残す希少性が認められ、宗像神社沖津宮、沖津宮遙拝所、中津宮、辺津宮、新原・奴山(しんばる・ぬやま)古墳群を構成資産とする「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」としての世界文化遺産への登録が決定されました。
車椅子で旅行するポイント
辺津宮
拝殿 儀式殿 神門 神宝館 斎館 太鼓橋 社務所 祈祷殿 第1駐車場 第2駐車場 第3駐車場 第二宮 第三宮 高宮 釣川 福岡県道69号宗像玄海線 福岡県道502号玄海田島福間線 宗像大社前交差点 国道495号 国道3号 |
移動のしやすさ
★★★★☆
バリアフリーの状況
宗像大社の境内には舗装された無料の駐車場があり、身障者区画も用意されている。駐車場ほかには車椅子用トイレもある。拝殿までの参道は石畳が敷かれているが、途中の太鼓橋を迂回しなければならないので、必然的に玉砂利の上を通る部分がある。境内はおおむね平坦だが、高宮など地形的に移動が難しいところが一部に存在する。
周辺の名所・観光スポット
小倉城
慶長7年(1602)関ヶ原の戦いでの功により小倉に入封した細川忠興が築城、江戸幕末には長州征伐の際に孤立無援となり自焼没落、昭和34年(1959)になって天守閣が復元され、内部は城下町のジオラマやからくりシアターがある資料館となった。城郭内に小倉城庭園、松本清張記念館がある。
【身障者用トイレ・駐車場・スロープ・階段昇降機あり。障害者減免は北九州市の住民のみ。】
■参考リンク:小倉城