東口本宮冨士浅間神社

2016年2月15日神社

東口本宮冨士浅間神社は、富士山の須走登山道に鎮座する神社で、世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつにもなっています。境内には富士講の御師が建てた記念碑が所狭しと建っています。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 木花咲耶姫命、大己貴命、彦火火出見命
所在地 静岡県駿東郡小山町須走126
交通 東富士五湖道路「須走IC」から車で約1分
JR御殿場駅から富士急行バスで約20分、「須走浅間神社前」停留所下車すぐ
拝観料 無料
駐車場 表参道、裏参道にそれぞれ舗装された無料駐車場あり。身障者スペースあり。
URL
連絡先 冨士浅間神社 0550-75-2038

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歴史・由来

東口本宮冨士浅間神社は、富士山の須走登山道の入口に鎮座する神社で、世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつにもなっています。

平安時代の延暦21年(802)、富士山東麓が噴火をしたため、時の国司が須走の地に斎場を設けて鎮火の祭事を行ったところ、噴火がやんだため、大同2年(807)、鎮火祭の跡地に社殿を造営したのがはじまりと伝えられています。

江戸時代には角行、村上光清、食行身禄といった指導者のもとで「富士講」が生まれ、多分に現状への庶民の不満を集めた世直しブームとなりますが、庶民の富士登山の際には、御師と呼ばれる人々が案内や世話を行いました。

この東口本宮冨士浅間神社の境内の入口や森のなかには、御師に連れられて富士山を登拝したことを記念して建てられた石碑が多数集められており、往時の賑やかさを伝えています。

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車椅子で旅行するポイント

higashiguchihonguhujisengen_shrine_1.jpg【1】東口本宮冨士浅間神社の正面は太鼓橋と階段があるが、右脇はコンクリート舗装のスロープ・身障者駐車場も社務所の目の前にある。
higashiguchihonguhujisengen_shrine_2.jpg【2】表参道は石畳で平坦だが神門前は階段につき、コンクリート舗装の右の迂回路を車椅子で進む。
higashiguchihonguhujisengen_shrine_3.jpg【3】神門をくぐった先で階段のあった表参道とコンクリート舗装の迂回路が合流する。
higashiguchihonguhujisengen_shrine_4.jpg【4】神門の先の表参道沿いには身障者用トイレも設置されている。
higashiguchihonguhujisengen_shrine_5.jpg【5】東口本宮冨士浅間神社の社殿前までは平坦な石畳の表参道。車椅子でも移動は容易。
higashiguchihonguhujisengen_shrine_6.jpg【6】社殿の左手に裏参道。緩い坂道だか段差は解消済み。裏参道から「浅間の杜」散策路も途中までは可(出口は階段)。
higashiguchihonguhujisengen_shrine_7.jpg【7】裏参道を進むと「鎌倉街道」(段差のない緩い坂道)分岐を経て無料駐車場へ出る。ここにも身障者駐車場と身障者トイレあり。
higashiguchihonguhujisengen_shrine_7-1.jpg【7-1】(身障者トイレ内部)


東口本宮冨士浅間神社境内図

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境内配置図 [凡例]
社殿 社護神社 恵比寿大黒社 神輿庫 神馬舎 手水舎 休憩所 神門 社務所・資料館 四阿 信しげの滝 祖霊舎 浅間の杜 鎌倉街道 須走浅間神社前バス停 静岡県道150号足柄停車場富士公園線 国道138号 須走交差点 須走インターチェンジ 道の駅すばしり

移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

東口本宮冨士浅間神社には表参道、裏参道ともに身障者駐車場とスロープが設けられ、境内も平坦なコンクリート舗装で社殿前まで移動できるようになっている。移動距離もそれほど大きくはなく、近くには「道の駅すばしり」もあるなど、食事や休憩の面でも恵まれた立地条件にある。ただし、社務所から社殿に向かって標高が高くなっているため、駐車場から境内に入る際には、いずれにしても上り坂または下り坂を通ることになる。

周辺の名所・観光スポット

道の駅すばしり

東富士五湖道路「須走IC」、国道138号の双方からアクセスできる道の駅。富士山須走口五合目に至る「ふじあざみライン」にも直結している。テラスから富士山が遠望できるほか、レストラン、土産物店、情報コーナー、足湯などがある。
【身障者用トイレ、エレベーター、スロープなどありバリアフリー化されている。】

■参考リンク:道の駅すばしり


このページの執筆者
@tabisora110