羽田神社

2016年8月7日神社

羽田神社は、東京都大田区にある神社で、羽田地区の総鎮守として信仰されるほか、現在では羽田空港をはじめとする航空関係者の参拝も多くなっています。毎年7月には例大祭として「羽田祭り」が開かれ、神輿が町内を巡ります。また、拝殿の隣には大田区唯一という「富士塚」が残されています。

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旅行先の地図

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旅行先の概要

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御祭神 須佐之男命、稲田姫命
所在地東京都大田区本羽田3-9-12
交通 京浜急行「大鳥居駅」から徒歩で約5分
首都高速1号羽田線「羽田出口」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 境内に舗装された無料駐車場あり【入口は一方通行の側道沿いにつき注意】
URL
連絡先 羽田神社 03-3741-0023

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歴史・由来

羽田神社は、東京都大田区にある神社で、羽田地区の総鎮守として信仰されているほか、現在ではその土地柄、羽田空港をはじめとする航空関係者の参拝も多くなっています。

羽田神社に隣接して、平安時代後期の開基という真言宗寺院・自性院がありますが、羽田神社はもとはその境内社の牛頭天王社として祀られていたもので、明治時代の神仏分離令にともない独立して八雲神社となり、さらに改称して羽田神社となったものです。

羽田神社そのものは、後北条氏に仕え、六郷、大師河原など一帯を支配していた玉縄水軍に属する武将の行方与次郎が牛頭天王(スサノオと習合)を祀ったのがそのはじまりとされています。

羽田神社の社殿脇には、明治時代に富士講によってつくられ、俗に「羽田富士」と呼ばれる富士塚が残されており、大田区では唯一のものとして大田区指定有形民俗文化財となっています。

また、毎年7月の最終土曜日・日曜日には例大祭として「羽田祭り」が開かれており、左右に大きく神輿を振る「ヨコタ担ぎ」で町内を巡る姿は勇壮で、3万人ともいわれる観客が訪れにぎわいます。

車椅子で旅行するポイント

haneda_shrine_1.jpg【1】産業道路(都道6号)の側道に羽田神社駐車場の看板。一方通行につき進入注意。
haneda_shrine_2.jpg【2】駐車場は舗装され場内から直接境内に出られるが玉砂利のため車椅子は正面からのほうが入りやすい。
haneda_shrine_3.jpg【3】羽田神社の正面鳥居は段差なく車椅子で進入可能となっている。
haneda_shrine_4.jpg【4】羽田神社の社殿。参道は平坦な石畳だが賽銭箱は階段上となっている。他の境内社、富士塚も移動可だが玉砂利の部分がある。


羽田神社境内図

移動のしやすさ

★★★☆☆

バリアフリーの状況

取り立てて車椅子用の設備はないが、市街地なので舗装された駐車場があり参道も平坦。ただし、社殿の正面は階段のため、車椅子での移動は社殿下までとなる。境内はそれほど広くはない。身障者トイレは萩中公園のものを利用できる。

周辺の名所・観光スポット

羽田空港展望デッキ

敷地面積1,500ヘクタール超、年間乗降客数7,500万人超の、国内最大の面積と利用者数を誇る空港。国内線主体だが国内線も一部発着しており、第1・第2・国際線の3つのターミナルを有している。それぞれのターミナルには展望デッキがあり、飛行機が離着陸するようすを間近に見ることができる。【スロープ、多目的トイレ、車椅子貸出あり】

■参考リンク:羽田空港ターミナル

このページの執筆者
@tabisora110