


神田神社(神田明神)
神田神社は、東京都千代田区の神社で、明治初年に准勅祭とされた「東京十社」に含まれます。天平2年(730)の創建時に大己貴命が祀られ、のち東国で新皇を称して討たれた平将門、及び少彦名命が祀られました。「神田祭」は山王祭、深川祭と並ぶ「江戸三大...

金王八幡宮
金王八幡宮は、東京都渋谷区の神社で、御祭神は応神天皇。渋谷氏が代々鎮守と崇め、江戸時代に徳川3代将軍家光の乳母・春日局も神門、社殿を造営しています。勇猛で知られた渋谷金王丸ゆかりの神社として「金王八幡宮」の名で呼ばれ、冲方丁の名著『天地明察...

相馬神社
相馬神社は、福島県相馬市の神社で、相馬中村城本丸跡にあります。「鎌倉四天王」と称された相馬氏の祖師常公を祭神として明治13年(1880)に建立されたもので、城跡には別に天之御中主神を祀り相馬野馬追の出陣式が行われる「相馬中村神社」も鎮座して...

最御崎寺
最御崎寺は、高知県の室戸岬上にある、四国八十八ヵ所24番札所にあたる寺院であり、本尊は虚空蔵菩薩です。室戸岬で修行した空海が唐から帰国後に創建したと伝えられています。遍路道の奥に忽然と伽藍が広がるさまは不思議な気分にさせてくれます。寺を少し...

足利伊勢神社
足利伊勢神社は、栃木県足利市の神社で、御祭神は天照皇大神。「足利のお伊勢さま」ともいわれ、伊勢神宮に倣い外宮、月読宮もあります。平安中期に「足利庄伊勢宮」として創建されたと伝わり、昭和4年(1929)に再興されました。足利学校や鑁阿寺にも程...

明善寺
明善寺は、岐阜県白川村の浄土真宗の寺院で、世界遺産・白川郷にあり、入母屋造りの本堂、鐘楼門とも茅葺き屋根の貴重なものです。住職が暮らす庫裏は内部が5層からなる大掛かりな合掌造り建築で一見の価値があります。

高岡大仏(大佛寺)
富山県高岡市の浄土宗寺院「大佛寺」境内にあるのが「高岡大仏」です。鎌倉時代に源義勝が二上山麓に造立した木製大仏が嚆矢との説もありますが、現在の銅製大仏は高岡大火を経て昭和7年(1932)完成したものとなっています。奈良、鎌倉と並ぶ「日本三大...

甲斐善光寺
甲斐善光寺は、山梨県甲府市にある浄土宗の寺院で、御本尊は秘仏の善光寺如来。戦国大名・武田信玄が川中島の合戦のときに信濃善光寺の焼失を恐れて本尊を疎開させ、のち前立を本尊として存続したのが由来といいます。壮大な金堂建築と堂内天井の鳴き龍、戒壇...

莵橋神社
莵橋神社は、石川県小松市の神社で、平安時代の『延喜式』に載る式内社。地元では「お諏訪さん」とも。5月には神輿が町内を巡幸する「お旅まつり」があり、曳山で演じる子供歌舞伎が奉納されます。8月には水難、火難除けが転じた「西瓜祭り」があり、この時...

太平山神社
太平山神社は、栃木県栃木市の大平山中腹にある古社です。天長4年(827)に慈覚大師円仁が入山して以降、天下太平を祈る霊場として栄えました。随神門や星宮社は江戸時代以前の神仏混淆の名残を伝える建築物です。表参道の階段はあじさい坂と呼ばれ、花の...

三竹山一言主神社
三竹山一言主神社は、茨城県常総市の神社で、大同4年(809)、奇しい光とともに三岐の竹が生じ、大和国葛城山の一言主大神と託宣があったことからこの地に祀ったのが始まりとされます。ひと言願えば叶えてくれるという言霊の神様です。