大谷祖廟

2016年9月10日パワースポット

大谷祖廟は、京都府京都市東山区にある親鸞聖人の墓地で、真宗本廟(東本願寺)の飛び地の境内として位置づけられています。親鸞聖人の入寂後、その末娘にあたる覚信尼が廟堂を建立し、親鸞聖人の御影像を安置したのがはじまりとされ、その後に寺院化されたものが本願寺ということになります。

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旅行先の地図

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旅行先の概要

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御本尊 阿弥陀如来
所在地 京都府京都市東山区円山町477
交通 京都駅(D2乗り場)から京都市営バス(206系統)経由で約20分、「祗園」停留所下車、徒歩約10分
京阪電車「祇園四条駅」から徒歩約15分
名神高速道路「京都東IC」から車で約25分
拝観料 なし
駐車場 南側、西側に舗装済みの無料駐車場あり。渋滞注意【詳細は写真解説】
URL
連絡先 大谷祖廟寺務所 075-561-0777

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歴史・由来

大谷祖廟は、京都府京都市東山区にある親鸞聖人の墳墓の地で、真宗本廟(東本願寺)の飛び地の境内として位置づけられています。

鎌倉時代の弘長2年(1263)、親鸞聖人の入寂後、いったんは延仁寺で荼毘に付されますが、その後の文永9年(1272)、親鸞聖人の末娘にあたる覚信尼が改葬して廟堂を建立し、親鸞聖人の御影像を安置したのが、大谷祖廟のはじまりであり、その後に寺院化されたものが本願寺ということになります。

その後中世には他宗派との抗争により何度か破却されるなどしていますが、近世には「大谷御廟」として体裁が整えられ、本堂などの建物が造営されるなどしています。

本尊である阿弥陀如来を安置する「本堂」に対して、親鸞聖人はじめ東本願寺歴代の墓所は「御廟」と呼ばれており、隣接する「東大谷墓地」とともに、多くの参拝者があります。

なお、浄土真宗本願寺派(西本願寺)のほうでは、清水寺の脇にある「大谷本廟」を親鸞墓所と定めており、「大谷本廟」を「西大谷」というのに対して、「大谷祖廟」は「東大谷」とよばれることがあります。

車椅子で旅行するポイント

otani_mausoleum_1.jpg 【1】大谷祖廟の正面入口。長い歩道の坂の上に総門があり、総門には階段があるので車椅子は不可。
otani_mausoleum_2.jpg 【2】入口の向かいに舗装済みの駐車場があり、身障者用区画もあるが、車椅子のままでは【1】の経路になってしまう。
otani_mausoleum_3.jpg 【3】南門方面からは墓地寺務所入口の身障者駐車場が利用できる。ただし、身障者が運転する車両であることが必要。
otani_mausoleum_4.jpg 【4】南門から大谷祖廟の境内へ。境内は平坦な石畳で移動はしやすい。身障者用トイレもある。
otani_mausoleum_5.jpg 【5】身障者用トイレ内部
otani_mausoleum_6.jpg 【6】大谷祖廟の本堂。右脇にエレベーター棟に向かうスロープが見える。
otani_mausoleum_7.jpg 【7】エレベーターから階段を通らずに高い場所にある御廟まで車椅子で移動可。
otani_mausoleum_8.jpg 【8】エレベーターで御廟前へ。拝所が設けられておりここで参拝できる。足元も平坦な石畳。


大谷祖廟案内図

移動のしやすさ

★★★★☆

バリアフリーの状況

境内は平坦な石畳で移動はしやすく、身障者用トイレや御廟に至るエレベーターもあるので申し分ない。しかし、実は境内に至るまでのアプローチに難があり、南門方面からであればタクシー又は自家用車で近くまで進入できるが、駐車台数が限られている。特に、彼岸時期は周辺道路が混雑するので十分な注意が必要。

周辺の名所・観光スポット

東本願寺(真宗本廟)

東本願寺(真宗本廟)は、京都府京都市にある真宗大谷派の本山で、慶長7年(1602)、徳川家康が教如上人に寺地を寄進したのがはじまりです。境内には巨大な御影堂、阿弥陀堂、大寝殿などの建物があり、一部は国の登録有形文化財として登録れさています。【エレベーター、身障者用トイレ、スロープあり】

■参考リンク:真宗大谷派東本願寺

このページの執筆者
@tabisora110