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さきたま古墳公園

2013年6月14日パワースポット

さきたま古墳公園は、日本一の円墳・丸墓山古墳や金錯銘鉄剣が出土した稲荷山古墳を抱える埼玉古墳群の保護と散策の便宜を目的に整備された史跡公園です。芝生の緑に覆われた平地のなかに多数の古墳があります。春の桜、秋のコスモスなど季節の花々も見ものです。

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旅行先の地図

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旅行先の概要

所在地 埼玉県行田市埼玉
交通 JR高崎線「行田駅」から市内循環バス「観光拠点循環」経由で約15分、「埼玉古墳公園前」下車。
東北自動車道「羽生IC」から車で約10分。
拝観料 無料。
ただし、「さきたま史跡の博物館」は一般200円、学生100円。【博物館入口にスロープ、身障者用駐車場、内部に身障者用トイレあり。身障者手帳提示で無料。】
駐車場 古墳群入口に舗装された無料駐車場(収容台数131台)あり。身障者用区画あり。
URL
連絡先 さきたま史跡の博物館 048-559-1181

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歴史・由来

さきたま古墳公園は、埼玉県行田市、県名の由来となった「埼玉」の地に位置する埼玉古墳群の保護と散策の便宜を目的に整備された史跡公園です。

直径105メートルの日本一の円墳・丸墓山古墳や、雄略天皇に比定されるワカタケル大王(獲加多支鹵大王)の文字を含む115文字の銘文をもつ金錯銘鉄剣が出土した前方後円墳・稲荷山古墳があり、頂上まで登ることができます。【車椅子は不可】

また、この丸墓山古墳は「関東七名城」のひとつである忍城を望む位置にあり、豊臣秀吉の小田原征伐にあたり、成田長親が籠城する北条氏の支城・忍城(おしじょう)を水攻めにするために、石田三成が築いた土塁である「石田堤」の遺構が古墳の直下に残されています。

公園内には「さきたま史跡の博物館」が開館し、金錯銘鉄剣などの貴重な文化財が収蔵されているほか、桜やコスモス、スイレンなどが植栽され、四季の花々に癒されながら、舗装された遊歩道を散策することができます。

車椅子で旅行するポイント

さきたま古墳群【1】古墳群の入口に舗装駐車場(第1・第2)。十分な広さの身障者区画あり。奥にはトイレと休憩所(レストハウス)。
さきたま古墳群【2】レストハウスに併設で身障者トイレあり。オストメイト対応。
さきたま古墳群【3】古墳は舗装された平坦な遊歩道でつながっている。なお、歩道外は柔らかい芝生で車椅子には不適。
さきたま古墳群【4】日本最大の円墳・丸墓山古墳の頂上に至る道は階段。
さきたま古墳群【5】砕石敷だが丸墓山古墳の周濠に沿う歩道があり、古墳を一周することは可。


さきたま古墳公園案内図

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境内配置図 [凡例]
丸墓山古墳 稲荷山古墳 将軍山古墳 将軍山古墳展示館 玄室 二子山古墳 石田堤 天祥寺 レストハウス 愛宕山古墳 瓦塚古墳 さきたま史跡の博物館 前玉神社 鴻巣市街 行田市街 埼玉県道77号行田蓮田線


移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

さきたま古墳公園は史跡公園として整備されているので、身障者用トイレ・駐車場・スロープなどの設備はひととおり揃っている。古墳に至るメインの遊歩道は舗装され、特に大きな段差はない。丸墓山古墳や稲荷山古墳などは墳丘の直下から頂上に至る階段路もあるが、さすがに車椅子では不可。博物館も同時に回ることができ、こちらもトイレ・駐車場・スロープは完備している。将軍山古墳展示館も1階にテレビモニターがあり、階段で2階に上がらなくても玄室の中の様子が見られるようになっている。

周辺の名所・観光スポット

忍城址・行田市郷土博物館

石田三成の水攻めに耐え、直木賞候補作となった和田竜の小説および映画『のぼうの城』でも話題となった「忍城」の御三階櫓を復元した郷土博物館。「行田の歴史と文化」を統一テーマとして、忍城の変遷や地場産業である足袋の歴史、古墳を中心とした古代の生活などの展示を行う。【身障者トイレ・スロープあり。障害者手帳提示で本人及び介護者1名無料】

■参考リンク:行田市教育委員会>行田市郷土博物館

古代蓮の里・古代蓮会館

1~3千年以上前のものとされる行田蓮(古代蓮)をはじめ約12万株の蓮が植えられた親水公園。蓮の花は6月下旬から8月初旬に見頃を迎える。敷地内にある古代蓮会館には、行田の自然や蓮をテーマとした展示室のほか、地上約50メートルの展望室がある。【身障者トイレ・スロープ・エレベーターあり。会館は障害者手帳提示で半額】

■参考リンク:古代蓮の里

このページの執筆者
@tabisora110