赤城神社
赤城神社は、崇神天皇の皇子・豊城入彦命が東国に下向した折、山と沼の霊を奉斎したと伝える古社で、『延喜式』に名を留める式内社とされます。江戸時代には「赤城講」によって関東各地に勧請されました。現社殿は赤城山頂の大沼に浮かぶ小鳥ヶ島にあり、素晴らしい眺望です。
旅行先の地図
旅行先の概要
御祭神 | 赤城大明神、大国主命、磐筒男神、磐筒女神、経津主神 |
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所在地 | 群馬県前橋市富士見町赤城山4−2 |
交通 | 関越自動車道「赤城IC」から車で約1時間。 JR「前橋駅」から関越交通バス「赤城山ビジターセンター」ゆき約70分、「あかぎ広場前」下車、徒歩15分。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 表参道駐車場(「神橋」脇)30台、裏参道60台駐車可(無料)。裏参道入口から神社脇「思いやり駐車スペース」(身障者、高齢者、妊産婦等)利用可。 |
URL | 赤城神社 |
連絡先 | 赤城神社 027-287-8202 |
歴史・由来
赤城神社は、崇神天皇の皇子・豊城入彦命が東国経営のために下向した折、山と沼の霊を奉斎したと伝える古社で、平安中期に編纂された『延喜式』に記載されている「赤城神社」の候補のひとつとされています。
中世の説話集『神道集』には、継子いじめに遭った赤城姫が沼の龍神に助けられて「赤城大明神」となる話が載せられています。
戦国時代には上杉氏の、江戸時代には前橋城主・酒井氏の崇敬を受けたほか、「赤城講」の普及によって、関東各地に「赤城神社」が勧請されました。
もとは赤城山頂の大沼南畔の大洞というところに社殿がありましたが、老朽化により昭和45年(1970)に現在地の小鳥ヶ島に遷座しました。神橋を隔てて大沼の中に浮かぶ社殿からの眺望は見事です。また、毎年10月の秋祭りでは社頭において流鏑馬が奉納されています。
車椅子で旅行するポイント
[注] なお、拝殿正面に階段昇降機が設置されたとの情報があります。
拝殿 社務所 売店 トイレ 神橋 おのこ駐車場 大沼 群馬県道251号沼田赤城線 |
移動のしやすさ
★★★☆☆
バリアフリーの状況
赤城神社は正面からは段差のある神橋を渡って砂地に近い参道を通ることになってしまうが、裏の駐車場から入れば社務所脇の「思いやり駐車場」まで自動車で直進することができる。ここに駐車場があることを知っていれば移動はかなり楽になる。身障者用トイレは境内にはないので県道1キロほど手前にある「おのこ駐車場」の公衆トイレを利用する。
周辺の名所・観光スポット
ぐんまフラワーパーク
ぐんまフラワーパークは、群馬県前橋市の赤城山麓に位置する県立植物園です。総面積は18ヘクタールほどで、エントランスには季節ごとにチューリップ、ダリア、ナデシコなどの植栽の入れ替えを行うフラトピア大花壇が、他にもランやベゴニア、サボテンなどの温室があり、年間にわたって花と緑を楽しむことができます。園内の中央には高さ18メートルのパークタワーがそびえ、展望台からは赤城山や富士山を見ることができます。冬のウィンターイルミネーションは「日本夜景遺産」にも認定された実績があります。
【身障者用トイレ・駐車場・スロープ・車椅子貸出あり】
■参考リンク:ぐんまフラワーパーク