藤森神社

藤森神社

2023年7月29日神社

藤森神社は、京都府京都市伏見区にある神社で、神功皇后が創建したと伝えられます。本殿は江戸時代に下賜された宮中賢所の建物で京都市の有形文化財として指定されています。他にも境内社の八幡宮本殿などが国指定の重要文化財です。藤森神社は「菖蒲の節句」発祥の地であり、勝負事と馬の神様として崇敬を集めています。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 素盞鳴命、別雷命、日本武尊、応神天皇、仁徳天皇、神功皇后、武内宿祢、舎人親王、天武天皇、早良親王、伊予親王、井上内親王
所在地 京都市伏見区深草鳥居崎町609
交通 京阪電気鉄道京阪本線「墨染駅」から徒歩約7分
JR奈良線「藤森駅」から徒歩約5分、又は京都市バス(臨南5系統)で約2分、「藤森神社」停留所下車
名神高速道路「京都南IC」から車で約10分
拝観料 無料
駐車場 鳥居(南門)を入ると境内参道沿いに舗装された駐車場あり(8:00~20:00は入庫後20分まで無料、以降60分200円)
URL http://www.fujinomorijinjya.or.jp/
連絡先 藤森神社 075-641-1045

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歴史・由来

藤森神社は、京都府京都市伏見区にある神社で、旧社格制度でいう府社に当たります。

西暦203年、三韓征伐から帰国した神功皇后が深草の地に塚を築いて纛旗とうき(軍旗)を立て、祭祀を行ったのがはじまりと伝えられ、境内には今に「旗塚」が残っています。

本殿は江戸時代の正徳2年(1712)、中御門天皇から下賜された宮中賢所の建物であり、京都市の有形文化財として指定されています。

本殿中央(中座)には神功皇后ほか三韓征伐ゆかりの神々が祀られていますが、ほかに東殿・西殿があり、あわせて三座となっています。

うち「東殿」は、現在の伏見稲荷大社の場所にあった舎人親王を祀る「藤尾社」を、室町時代に遷座したものといわれています。

「西殿」は、藤原種継暗殺事件に連座して淡路国に配流となり、怨霊化したとされる早良親王らを祀る「塚本社」を、同様に現在は東山本町陵墓参考地となっている場所から室町時代に遷座したものです。

他にも本殿裏手に境内社として祀られる八幡宮本殿・大将軍社本殿などが国指定の重要文化財です。

毎年5月5日に行われる「藤森祭(深草祭)」は「菖蒲の節句」発祥の祭といわれ、「菖蒲」の音が「勝負」に通じ、またこの祭にはさまざまな馬術を競う「駈馬神事」が奉納されることから、藤森神社は勝負事と馬の神様として崇敬を集めています。

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車椅子で旅行するポイント

藤森神社_1.jpg 【1】藤森神社の南門には鳥居が建っている。人・車両ともに鳥居を潜って境内に進入可。
藤森神社_2.jpg 【2】車両は鳥居右手の分岐路を進んで第一駐車場に入る。入庫最初の20分無料。
藤森神社_3.jpg 【3】鳥居の先の参道は未舗装だが平坦な直線道路となっている。
藤森神社_4.jpg 【4】参道の途中のスロープを下ると多機能トイレがある。
藤森神社_5.jpg 【5】参道の終端に拝殿があり、これ以降は建物間をつなぐ石畳が敷かれている。
藤森神社_6.jpg 【6】藤森神社の本殿。同様に参道部分は石畳が敷かれ平坦である。
藤森神社_7.jpg 【7】本殿周囲には石畳が廻り、裏手の八幡社や大将軍社などに続いている。
藤森神社_8.jpg 【8】西門からのルートは段差が高めの石段があるので車椅子は不可。


藤森神社境内図

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境内配置図 [凡例]
本殿 割拝殿 八幡宮 祖霊社 七宮社 大将軍社 天満宮 藤森稲荷社 斎館 参集殿・宝物殿 絵馬舎 旗塚 蒙古塚 鳥居 伏見義民焼塩屋権兵衛碑 トイレ セブンイレブン伏見深草藤森店 藤森小学校 高田橋 京阪電気鉄道京阪本線 墨染駅 京都教育大学

移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

藤森神社は平坦地にあり、境内駐車場まで自動車で乗入れができる。本殿ほかの建物周囲は石畳で舗装されているほか、参道沿いに多機能トイレも設置されている。ただし、大和街道沿いの西門からのアプローチは石段となっているので、車椅子での移動はできない。

周辺の名所・観光スポット

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社」は、京都府京都市伏見区にある神社で、全国3万社といわれる稲荷神社の総本社です。きらびやかな本殿ほかの建物は国重要文化財の指定を受けており、稲荷山に奉納された無数に続く千本鳥居の風景は、写真映えするスポットとして観光客にも人気です。
【身障者用トイレ・駐車場・スロープ・エレベーターあり】

■参考リンク:伏見稲荷大社

このページの執筆者
@tabisora110