富士山本宮浅間大社

2013年5月19日神社

富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市にある神社で、駿河国一宮とされています。祭神は木花之佐久夜毘売命で、富士山頂には奥宮があり、晴れた日には社殿後背に富士山を仰ぎ見ることができる立地となっています。ユネスコの世界文化遺産の構成資産のひとつにもなっています。

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旅行先について

地図

旅行先の概要

御祭神 木花之佐久夜毘売命、瓊々杵尊、大山祇神
所在地 静岡県富士宮市宮町1-1
交通 JR身延線「富士宮駅」から徒歩約10分
東名高速道路「富士IC」から西富士道路経由、車で約20分
拝観料 無料
駐車場 第1(西側)・第2(南側)駐車場あり。普通車は最初の30分まで無料、次の30分間200円、以後1時間ごとに150円、1日1,500円。ただし、祈祷者は無料。
URL
連絡先 富士山本宮浅間大社 0544-27-2002

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歴史・由来

富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市にある神社で、駿河国一宮、旧社格でいう官幣大社となっています。祭神は木花開耶姫命で、富士山の山頂に奥宮があり、晴れた日には社殿越しに富士山の偉容を仰ぎ見ることができる立地となっています。全国1,300余の浅間神社の総本宮でもあります。

『富士本宮浅間社記』によれば、富士山が大噴火して地域が荒廃したため、垂仁天皇3年(前27)にこれを鎮めるために浅間大神を祀ったのが起源とされています。

社殿は桧皮葺の二重の楼閣をもつ「浅間造り」という独特の様式で、慶長11年(1606)に徳川家康が寄進しており、国の重要文化財指定になっています。また、境内裏手には、富士山の伏流水が湧く特別天然記念物の「湧玉池」があり、清水を汲むことができます。

神社の社地は広大で、本殿のある敷地のほか、富士山8合目以上の公道敷や測候所などを除く土地約385万平方メートルも所有しており、平成25年(2013)には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして、ユネスコの世界文化遺産リストにも登録されています。

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車椅子で旅行するポイント

富士山本宮浅間大社【1】正面参道にはところどころに段差あり。
富士山本宮浅間大社【2】表参道から見た楼門。階段があり車椅子は不可。
富士山本宮浅間大社【3】迂回して富士宮市立中央図書館向かいの西鳥居の脇から境内駐車場に入る。
富士山本宮浅間大社【4】舗装された西駐車場の入口付近には身障者駐車場がある。
富士山本宮浅間大社【5】交通安全祓所には身障者駐車場・スロープ(右側)・身障者用トイレ(左側)がある。
富士山本宮浅間大社【6】身障者トイレ内部(手すり・緊急通報装置あり)
富士山本宮浅間大社【7】交通安全祓所から平坦な石畳の参道が拝殿方向に延びている。
富士山本宮浅間大社【8】富士山本宮浅間大社の拝殿。参道より1段高いが、境内は平坦な石畳と玉砂利で移動しやすい。
富士山本宮浅間大社【9】東門・湧玉池方面も階段脇にスロープがあり車椅子で移動可。


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境内配置図 [凡例]
社殿 楼門 東門 授与所 湧玉池 交通安全祓所 西鳥居 神田川ふれあい広場 第1・第2駐車場 宮町交番 富士宮宮町郵便局 富士宮市立中央図書館 浅間大社前交差点 静岡県道180号富士宮富士公園線 静岡県道76号富士富士宮由比線 富士宮駅 西富士宮駅

移動のしやすさ

★★★★★

バリアフリーの状況

富士山本宮浅間大社の正面参道には石段が多いものの、「交通安全祓所」を目指し、市立図書館そばの西鳥居側に迂回すれば、車椅子でも容易に境内に入れるようになっている。駐車場は舗装されており、交通安全祓所のスロープを上がると回廊の切れ目から授与脇に出られる。この付近も石畳が整備されているので平坦である。身障者用トイレも祓所やふれあい広場内に設置されている。

周辺の名所・観光スポット

白糸の滝

「日本の滝百選」の首位。高さ20メートルの絶壁から富士山の雪解け水が絹糸のように流れ落ちる優美な滝。【一般は滝壺まで階段で移動、見学路の途中に車椅子用展望台あり。】

■参考リンク:富士宮市観光協会>白糸の滝

朝霧高原

富士山西麓に広がる緑豊かな高原。富士山の勇姿を間近に見られる。酪農が盛んで、「道の駅」ほかで乳製品の販売も。【道の駅はバリアフリー対応】

■参考リンク:道の駅あさぎり高原

このページの執筆者
@tabisora110